金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

去年は暑さで史上タイ記録

2011年01月13日 | うんちく・小ネタ
寒の入り頃から寒い日が続き少し喉が痛い。喉元過ぎれば熱さ忘れるというが、去年の猛暑が懐かしいから人間は身勝手なものである。
さてニューヨークタイムズによると、NASAと米国海洋大気庁は昨年の世界の平均気温は、2005年と並んで史上最高だった。海洋大気庁の分析では、昨年の平均気温は14.51度で20世紀の平均気温より、0.63度高い。
1976年を最後に毎年の気温は、20世紀の平均を上回っている。
大多数の気候学者は、温室効果ガスの影響で地球の温暖化が始まっていると述べる。
暑さとともに、去年の気候を特徴づけたのは、欧州や北米の激しい降雪やロシアの猛暑などの異常気象だ。その傾向は今年も続き、北米や欧州で降雪が異常に多い。日本では山陰地方で例年にない豪雪だ。
これらの原因はジェット気流の蛇行によるもので、温暖化が関係している可能性があるとも言われている。
ただし北風に身をすぼめて歩いていると、地球温暖化はにわかには信じられない....という気がしてくる。

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ポルトガルの支援要請、時間の問題

2011年01月12日 | 金融
ポルトガルのソクラテス首相は、欧州連合.IMF からの支援をかたくなに、否定しているが、市場では救済の必要性は時間の問題という見方が広がっている。
ポルトガルは今日12日10年債12.5億ユーロの入札を行う予定だ。応札するのはポルトガルの銀行という見方が広がっている。
同国の国債利回りは先週7%を超えた。7%は重要な指標で、昨年4月にギリシャ国債が同水準を超えて半月後に支援が必要となった。またアイルランド国債は10月に同水準を超えて、1け月弱で救済を受け入れた。
ニューヨークタイムズによると、アナリスト達は、ポルトガルは500億ユーロから700億ユーロの支援が必要と判断している。
しかしポルトガルが支援と厳しい財政規律を避け続けると、疲弊しきった銀行から更なる借金を続けることになる。その先に見えるのは共倒れだ。
時代劇を見ていると、疲弊した藩に貸し込み共倒れとなる札差、豪商が出てくることがあるがまさにその構図だ。
ここは、[武士の家計簿]で行くしかないのである。

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買い替え時期って重なるものなのですね

2011年01月11日 | うんちく・小ネタ

耐久消費財の買い替え時期って重なるなぁと感じることはありませんか?今年に入って僕はその思いを強くしています。

昨日突然自宅のシュレッダーが動かなくなりました。裏を見ると電気のコードが一部裂けて銅線が肉眼で見える状態になっていました。部屋の片隅に押し込んでいたので、コードが折れ曲がって裂けたのでしょう。これが不具合の原因かどうか分かりませんが放っておくとショートし火災の原因にもなるのですぐ買い換えることにしました。

Shredder

その前日には空気が乾燥し過ぎて喉が痛くなったので、加湿器を買いました。今シーズンは昨年カビが生えた加湿器を敬遠し、濡れタオルを部屋に吊るしていたのですが、濡れタオルではもう追いつかない程乾燥してきました。

メガネにやたらとホコリが付くので、今日買ったメガネ屋(パリミキ)にいって聞いてみると、「レンズの寿命は3年くらいでそれを過ぎるとコーティングが剥げてホコリが付きやすくなり汚れます」という話だ。4年以上使っているメガネなので、買い換えることにしました。

これらの買い替えは、ものの物理的あるいは機能的な寿命による買い替えなのですが、どうして重なるのでしょうか?大部分は偶然なのでしょうが、同じ頃に買った商品が同じライフサイクルで消耗したのかもしれません。

今まで耐久消費財に「減価償却」の考えは入れていなかったのですが、これから先の人生設計を考える上では減価償却を考慮する必要があると考え始めています。つまりものを買う時安い高いという判断だけではなく、どの程度の期間使えるのか修理はきくのかなどという考え、耐用年数に合わせた償却額を貯蓄する・・・という考え方です。

今すぐ家庭の耐久消費財をリスト化するつもりはありませんが、買い換える度にリスト化して償却額を計算すると面白いと思い始めています。

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Sony NEX-5を買った

2011年01月10日 | 写真

先週NEX-5を買った。NEX-5はいわゆるミラーレス・デジタル一眼カメラだ。一眼レフからミラーを取り去った分だけ、軽くてコンパクトというのが売りだ。現在オリンパス、パナソニックそしてSonyがミラーレスを発売している。

オリンパスのE30という中級機を使っているにも関わらず、ミラーレス一眼を求めた理由は軽さとコンパクトさ。長い縦走登山や山スキーをやる場合、あるいは街歩き・サイクリングで写真を撮る場合、本格的一眼レフカメラは重たく感じることが増えてきたので、少しコンパクトなカメラを探してみた。時々少し昔のコンパクトカメラを使うことがあるが、これは描き込みの遅さや画像の質の点で物足りない。そこで今、人気のミラーレスを購入することにした。

Sonyを選んだ理由は第一にオリンパスやパナソニックより安かった点。日本橋のカメラのキタムラで交換レンズ2本付きを約5.3万円で購入した(ただし古いカメラの3千円の下取り込み)。次に動画撮影機能が優れている点だ。最後に付け加えると僕は今までデジタルカメラはオリンパス一本槍だったがたまには浮気をしても良いのではないか?と思ったことだ。

NEXの操作性は良い・・・と私は思う。ハイエンド機を使いこなしている人には物足りないことは間違いないが、コンパクトカメラから乗り換えた人には簡単な操作で一眼カメラの楽しさを味合わせてくれる。

例えば「おまかせオート撮影」モードの中に簡単に背景をぼかす「背景ぼかしコントロール」という機能がある。

Bokasi

上の写真はぼかし機能を一杯に使った写真だ。撮影データを見ると、シャッター速度1/125秒、絞り値F5.6、ISO200になっている。

下の写真は反対に「くっきり」撮影を選んだものだ。こちらの撮影データはシャッター速度1/30秒、絞り値F32、ISO1600になっている。

Kukkiri

回転式のボタンひとつでISOの値まで変えてくれるから「スグレモノ」といえる。ただしもっとボケ味をだそうと思うと高級レンズを使う必要があるが、今のとこと交換レンズ群はごく限られている。

もっとも私の場合、写真の美しさを追求する場合はE30を使おうと考えているので、NEXはスナップ撮影用に活用することになるだろう。

NEXは軽快に使おうと考えている。35mmカメラ換算24mmというパンケーキレンズ(単焦点広角レンズ)を使って、街角風景などもバシバシとるのが良いと思う。

押入れの中を探すと昔買ったゴリラという三脚が出てきた。一眼レフには不向きなのでホコリをかぶっていたが、NEXにはよく合う。

Gorilla

コメント (2)
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ホキ(写実絵画専門)美術館を訪問

2011年01月09日 | まち歩き

1月9日日曜日晴。連休の中日である。ワイフと車で千葉の土気・昭和の森にある「ホキ美術館」http://www.hoki-museum.jp/about/index.htmlに行くことにする。ホキ美術館は去年11月にオープンした日本初の写実絵画専門の美術館でホギメディカルの創業者・保木将夫氏が館長を務める美術館だ。

11月に日テレ「ぶらぶら美術・博物館」で展示絵画の紹介を見て早い機会に行きたいと思っていた。3連休の中日、高速道路の渋滞はなく、田無から2時間のドライブで10時半に美術館到着。美術館の駐車場は既に満車で「昭和の森」第2駐車場に案内される(駐車料金1日400円)。ここから美術館までは徒歩4分だ。

Dsc00077_2

展示場は地上1階、地下2階に細長く伸びている。足がなく長く突き出ているところが1階部分。1階にはエントランス・ギャラリーの他レストラン「はなう」がある。11時10分頃レストランに行くと1時半まで予約で一杯ということなので断念して地下1階のカフェでサンドウィッチを食べた。

ホキ美術館はかなり混んでいた。かなりご高齢の方も来館していた。思うに写実絵画は分かりやすいから人気があるのだろう。「あー、綺麗だな」と素直に感動する。無論作者は美女や美しい風景の再現にだけこだわっているのではないと思う。だが我々素人からすると、女性の髪の毛一本一本までが描かれたような精密さや色彩の美しさあるいは卓抜した技に感動する。そして清々しさを感じる。

Soushun

上の写真は大畑稔浩氏の「早春(白い影)」だ(手持ちで撮影したので写真が悪い)。雪という白くてのっぺりしたものの表情を良くとらえていると思う。

ホキ美術館の入館料は一般1,500円。安くはないが見応えのある作品群だった。

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