金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

イケヤ(立川)で本棚を買った(2)

2014年05月24日 | うんちく・小ネタ

今日(5月24日)快晴。昨日イケヤで買った本棚の組み立てを始めた。

組み立て時間は約40分。本棚は部品の点数が少なく、組み立ては簡単だと思う。

Instructionイケヤの家具が世界中で同一のものが販売されているので、組み立て説明図に文字による指示はなく、写真のようなイラストがあるのみだ。

商品の世界仕様化とコストダウン。店舗における徹底した人手の削減。このあたりがイケアの競争力の源泉なのだろう。

商品力という点ではイケアのこの本棚は背が高くて、各段の棚の高さもA4ファイルが複数段入るようになっている点が魅力的だ。自宅にある日本メーカーの商品は文庫本ないしは新書本をベースにしたサイズで収納力に劣ると私は感じている。

ところでどうしてA4ファイル(バインダー)がそんなに必要なのか?というと某学会の事務局を務めているからである。事務局を行っているとファイルが増えていく。そこでこの機会に少し先まで考えて収納キャパシティを増やしたという次第だ。

学会事務局などのようなボランティア活動には知力や気力そしてそこそこの経済的余裕が必要なことは従来より承知していたが、インフラ整備のためにはイケヤの格安家具を運んで組み立てるというフィジカルな力も必要なことを今回知った。

Bookshelf2

 

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イケヤ(立川)で本棚を買った(1)

2014年05月24日 | うんちく・小ネタ

昨日(5月23日)ワイフと立川に新しくオープンしたイケヤに出かけた。ランチを兼ねた店舗見学と手頃な本棚があれば買おうという目的である。買い物金額に関わらず駐車料金1,000円を取られることは知っていたが、我が家から公共交通機関を乗り継いでも二人なら往復千円を超えそうなのでマイカーで出かけた。

駐車場は十分余裕があったが、カフェテリアは結構混んでいた。土日祝日となると席の確保が大変だろう。ワイフと私はサーモンラザニアを食べた。味は期待していたものと若干違ったと言っておこう。

本棚に関しては高さ2m幅80㎝6段のものが7千円程であったので買うことにした。今回買った棚は白いものだが、20年前にニューヨーク郊外のイケヤで同じサイズのこげ茶の棚を買ったことがあるので、使い勝手は分っていた。

さて買うといってもイケヤの場合は、倉庫から自分でキャッシャーまで運ばないといけない。倉庫から引っ張り出そうと思うと余りに重たい(後で調べると35㎏)ので、宅配コーナーに行き「宅配をお願いすると倉庫から運んでくれる?」と聞いたがそれはダメで倉庫→キャッシャー→宅配コーナーと自分で運ばなければならない。また宅配料金は5千円以上だという。

苦労して倉庫から出した上に5千円以上も取られるのは割りに合わないので、無理やりマイカーに押し込むことにした。

Bookshel

2mを超える長さで助手席を倒して載せることができた。

イケヤの家具は安い。家具以外の家庭雑貨も安い。だが家具の場合は持ち帰りを前提としての話。35㎏の細長い梱包物を搬入するのは楽ではない。頑張り過ぎて腰痛でも起こすと物笑いの種である。イケヤが安いのはあくまで壮年まので人の話であろう。

それとこれは20年前から分っていた話なのだが、イケアにあるのは北欧家具のテイストではない。イケアはあくまでスウェーデン発のホームセンターである。

 

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衝動で買ってしまったAirpen、さてどう使う?

2014年05月23日 | デジタル・インターネット

先日ぺんてるのAirpenを思いつきで買ってしまった。経緯を簡単にいうと、某大手カメラ販売店からAirpenを7千いくらで販売しています、というメール広告がきた。それまでAirpenを買おうと考えたこともなかったが、「安ければ話のネタ程度に・・・」と思って他の販売サイトを調べたところAmazonで何と2,780円でAirpenPoket EvernoteカラーEA5EN1という商品を売っているのに出会った。

こうなるとガジェット好きとしてはもういけない。7千いくらというのがアンカリングとなって、Airpenの使い道など深く考えずに、相対的な安さだけにつられて衝動的に買ってしまったのである。

Airpen

Airpenというのは、写真のボールペンとメモリーユニットを使って手書きの文字や図をパソコンに取り込む小道具で、取り込んだ手書きをエバーノートに簡単に保存できるというものだ。手書き時にパソコンがなくても、内容をメモリーユニットに保存し後でパソコンにアップロードできるから、図書館等外出先でメモをとる場合使うことがあるかもしれない。

ただし普通の手書きメモをスマートフォンで写真に撮り(あるいはスキャナーでスキャンして)、画像をエバーノートに保存する方が手間がかからないかもしれない。

ということで果たしてどれ位使うかどうか分らない小道具を衝動買いしたことに若干反省気味である。もし面白い使い方を見つけることができればまた紹介してみたいが・・・・はたしてどうだろうか?

またAirpenの有効な使い方をされている人がいらっしゃれば教えを乞いたいと思っています。

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「山の日制定」でもどうして人は山に登るの?

2014年05月23日 | うんちく・小ネタ

本日(8月23日)「山の日」を制定するため祝日法の改正が参院本会議で可決される見通しだ。これで2年後から8月11日が山の日として国民の祝日になる。

少し前にブログで「山の日制定にはあまり賛成しない」と書いた。大きな理由は二つあった。一つは既に祝祭日は世界でトップレベルに多いのだからこれ以上増やす必要はない。有給休暇の取得率を高めることを考えるべきだというものだった。二つ目は「山の日」を定めてその日に登山者が集中すると山(自然環境)がoveruseで傷む。また混雑から登山者の事故が増えるというものだった。今一つ加えるならば8月11日は猛暑の季節である。2千メートル以上の高い山に登るのであれば問題はないが、低山を歩いていると熱中症になる危険性があるということだ。

だが「山の日」制定を推進してきた谷垣禎一氏は東大スキー山岳部の主要メンバーだったというお話なので、山のことは十分ご存知のはずである。恐らくこれらの問題点をご承知の上で休日を一日増やすことを推進されたのだと思うので、反対意見を蒸し返すことはしない。

さて今日の本題は「人はなぜ山に登るのか?」という古くから?のテーマである。「なぜ山に登るの?」「そこに山があるから」というのは私が若い頃流行っていた珍問答である。「そこに山があるから」の出どころは、第二次大戦前にエベレストの頂上近くまで登り、そこで絶命した英国の登山家マロリーのbecause it is thereという言葉である。そのitは山一般ではなく、エベレストを指した。「危険を承知でなぜエヴェレストに登るのか」という問いに対し、マロリーはそれが未踏の世界最高峰だからという意味で「そこにエヴェレストがあるから」と答えたのだ。マロリーは山全般に対して山に登る理由をそこに山があるから、と答えた訳ではない。

ではどうしてマロリーは危険なエベレスト登山に挑んだのか?

それは「コロンブスはなぜ大西洋横断の航海に乗り出したのか?」「フランシス・チチェスターはなぜジプシーモス号でヨットによる単独世一周に乗り出したのか?」と同じ類の質問である。

現在の脳科学が教えるところでは、その駆動力になっているのがドーパミンという神経伝達物質だ。ドーパミンが人の心をリスクオンにするのである。

快感をもたらすドーパミンは美味しいものを食べたときや恋愛感情でときめきを感じるときに分泌される。また目標を達成したり他人から褒められたときにも分泌され人に快感をもたらす。

ドーパミンの分泌量は人によって違うそうだ。ドーパミンが流れやすい人は新奇なものを求める傾向が強くリスク・オンタイプである。マロリーやチチェスターはこのタイプだったのだろう。

困難や苦労を克服して、山に登ろうと思う人は(程度は人それぞれだが)ドーパミンが流れやすい人と考えらえる(専門家が実証してくれると良いのだが)。

一方山を歩くと精神を安定させる脳内物質であるセロトニンの分泌が増えるということがある程度実証されているようだ。

少し前にNHKあさイチで放送した「山歩きがセロトニンの分泌につながり、セロトニンの分泌は健康面のみならず美容にも良い」という話が女性の間で話題になり、山ガールの増加につながったと聞く。

山の日制定を機に山登りをする人が増えて、多くの人がセロトニン効果で穏やかになり、柔らかな社会が形成されるなら山の日歓迎としよう。

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滋賀の半日ぶらり旅は自転車で長命寺へ

2014年05月22日 | 旅行記

一昨日(5月20日)京都から名古屋に向かう途中、近江八幡でサイクリングすることにした。朝三井ガーデンホテル京都三条の斜め前のスターバックスで朝食。

Mizuhoみずほ銀行のレンガ風(?)の建物を見ながらゆっくりとコーヒーを飲んでいる内に「そうだ、近江八幡に行こう」と思い立った。この日は遅い午後名古屋でミーティングがあるが、それまで時間があるので新快速で近江八幡に行き、レンタサイクルで近郊を回り、その後米原から新幹線に乗ることにした。

JR近江八幡駅前の貸自転車屋で自転車を借りる(一日5百円)。変速機のないママチャリなのでやや不満だったが、走ってみるとあまり坂がないので問題はなかった。

とりあえず駅から北に向かって八幡山の方に向かった。標高270mほどの山にはロープウェイがかかっているが、物足りなさそうなので、琵琶湖畔の長命寺に行くことにした。

車が空いているので快適に湖畔にでた。湖畔の県道は車がボンボン走っているが自転車道が完備しているので快適に走ることができた。40分ほどで長命寺に到着したが、ここまで来ると琵琶湖の大きな景色が見たくなりもう少し走って水か浜までいった。

Mizugahama水が浜のこ洒落たカフェ(シャーレ水が浜)で一休み。

テラスを吹き抜ける風が心地よい。

一休みの後長命寺前に戻り、山腹のお寺に向けて歩き出す。登りは石段をたどらず、うねうねとした自動車道を歩いて登った。林の中の登り(1.3km)に一汗かくと長命寺の本堂の下にでた。

Choumyouji長命寺は西国三十三所の31番目の札所という名刹。

下りは石段を歩いて降りることにした。石段の数を数えながらおりたところ私の勘定では一千段を超えた。

ただし駅に戻ってから観光案内書で聞くと 808段と言われているということ。

下山時に蛇が出てきたので、驚いて数え間違いをしたのかもしれない。あるいは808段というのが見栄えが良いのでそうしているのかもしれない。

山寺の長い石段ということでは、私が経験した中で一番長かったのが、出羽三山の中の羽黒山の石段でネット情報では2,446段である。その次が新城市の鳳来寺の石段で1,425 段だった。3番目が「しずけさや岩にしみいる蝉の声」で有名な立石寺の1,015段である。

長命寺の石段の数はこれらより少し少ないが中々のものだった。

昼過ぎに近江八幡駅に戻り、そば屋を探したが駅の周りにそば屋はない。交番でそば屋を訪ねたところ、歩いて10分ほどの「志な乃」を教えてくれた。地元の人で混んでいたので味のしっかりした店なのだろうが、私が頼んだおろし蕎麦についていうと少し蕎麦のコシがないように感じた。

こうして近江八幡の半日ぶらり旅は終了。近江八幡やとなりの安土にはまだまだ見るべきところがあるので、別の機会にぶらりと歩いてみたいと思う。

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