今日は元気のでる話をしよう。
米国の大手旅行サイト運営会社が5万4千人以上の旅行者に対して行ったアンケート調査の結果、総合的な満足度で東京がニューヨークやパリを抑えてトップとなった。http://www.multivu.com/mnr/70425525-tokyo-tops-tripadvisor-world-city-survey-amongst-global-travelers
総合順位は東京が1位、2位はニューヨーク、3位はバルセロナだった。ちなみにランキングの最下位はムンバイ、下から2番目がプンタ・カナ(ドミニカ共和国)、3番目がモスクワだった。
項目別では「人々の親切さ」(ケープタウン)「タクシーサービス」(シンガポール)「街の清潔さ」(シンガポール)「公共交通機関」(ウイーン)で東京が1位。()内は2位の都市。
また「タクシードライバーのフレンドリーさ」「一人旅の快適さ」で2位。「レストラン」と「ナイトライフ」で3位に入っているから東京の評価は非常に高いといえる。
ただし「コストパフォーマンス」の点では全体の20位にとどまった(ここはWSJによる)。
2020年までに外国人旅行者を現在の1千万人から2千万人に引き上げる目標を掲げる日本には追い風の話だ。
次の課題としては私は東京に来た外国人旅行者を地方の観光地に誘導することだ、と私は考えている。その時の大きなテーマは「雪と清流」だろう。
この二つは日本が持っている貴重な天然資源である。その天然資源の活用を図ると地方経済の活性化につながるとともに、多くの外国人がきても東京を「混み過ぎになる」ことを防ぐ方法だと私は考えている。