私が住んでいる西東京市で「日本語ボランティア入門講座」を開催する予定だったので、家内と参加することを楽しみにしていました。
ところがコロナウイルス感染拡大の影響で、講座の実開催が中止となり、講座はZoomを使ってオンラインで行うことになりました。
実開催の時は事前申込不要だったのですが、Zoom開催ではID・パスワードを配布するため事前申込が必要になりました。
この段階で家内は「Zoomは使ったことがないし、申込書を書くのも面倒だから止める」と言いました。おそらくボランティア活動を始めようと思っていたシニアの人の中にはZoom開催と聞いて止めた人が何人かいるのではないかと思います。

コロナウイルス感染拡大防止の観点から実開催のセミナーをオンライン方式に切り替えることはやむを得ないことだと思いますが、事前申込方式のZoom会議に絞ったことは正しい判断なのか?若干気になります。
同じオンライン開催でもYouTubeを使って配信する方法もあったと思います。慣れてしまえばZoomもYouTubeも同じようなものですが、一般ユーザーにはYouTubeの方が使いやすかったのではないか?と思います。YouTubeの場合同時配信ではなく、参加者が自分が見たい時に見ることができるメリットもありますしね。
要は主催者側が「ボランティア支援」という活動の実績を残したかったのか?それともより多くの人にボランティア活動をアピールしたかったのか?という点に関わっているような気がします。
この点について私は主催者側に「Zoomで開催するからついて来れる人だけが参加してくれれば良い」という気持ちがあるような気がします。もっとも案内には「Zoomが初めての方には利用方法を案内します」とは書いていますが・・・
ついでにお役所への注文をもう一つ。
それはオンラインサイトにワードで作成された申込書が掲載されていることです。参加希望者はこの申込書をダウンロードしてパソコンで入力し、PDFに出力して添付ファイルとして送り返さないといけないので手間がかかります。
また役所側としても申込書をデータベース化するのにエクセル等に手入力する必要があると思います。
申込書は例えばMicrosoftのFormsなど使って作成すると参加者の記入も簡単(スマホからもできます)ですし、開催者側のデータベース化作業も省くことができます。
一言でいうと工夫が足りませんね。