惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

格闘技

2015-04-19 21:14:07 | スポーツ

 競馬の皐月賞。
 自慢になりますが、事前に「本命はドゥラメンテか、リアルスティールか。迷ってます」なんてツイートしたりしました。

 結果はドゥラメンテが1着、リアルスティールが2着。迷った私は両馬の馬連を買ったので、大当たり!
 当たるとうれしいですね。基本的にはハズレるものなので。

 

 それにしても、ドゥラメンテは強かった。最終コーナーで思いっきり外へ斜行し、デムーロ騎手がインタビューで「ボク、恐かった」といったほど(9日間の騎乗停止)。それでも態勢を立て直すとぐんぐん加速して、圧勝。たぶん、ダービーでもリアルスティールと競り合って、優勝するのでは。

 

 朝日新聞朝刊で、今どきの子どもたちの様子を描くコラムがあり、このところ「女子、土俵に立つ」と題して、相撲をとる少女の話が続いていました。
 最終回の今日は、世界ジュニア女子相撲選手権大会軽量級チャンピオン(長い!)の野崎舞夏星(まなほ)さんが登場。
 野崎さんの発言で我が意を得たりと思ったのは、彼女は高校時代、柔道、レスリング、相撲と3種の格闘技に取り組んでいたそうですが、中では相撲が格別に面白かったと言っているところ。
 「ルールが簡単で体格に関係なく誰にでも勝つチャンスがある。一瞬の集中力で何が起こるか分からないのも魅力」
 と、コメントしています。

 

 そうなんだよなぁ。相撲は、基本的に2人いればやれて、レフェリーの判定や、審判員の採点で勝負が決まるなんてことがないもんなぁ。
 スポーツのルールは、基本的に、簡単であればあるほどいいと思います。それでいて、奥が深い競技が面白い。
 相撲はまさにそれ。柔道よりももっと広く世界に普及する可能性があると考えているのですが、どうでしょう?

 

 今日の談志師匠のCDタイムは「権助提灯」。
 本宅と妾宅の間を、お供の使用人・権助に提灯をもたせて行ったり来たりする旦那の話。人が好いというよりは、間が抜けたお人なんですが、それを権助がバカにしている風情の伝え方がうまい。行ったり来たりのテンポが最後はめちゃめちゃ上がっていって、ポーン! という感じでサゲにつなげる。上手いよねぇ。長いマクラも楽しかった。


あれこれ準備中

2015-04-18 21:12:40 | 園芸

 今朝は、食事の後すぐに家を出て、市のフェスティバルホール窓口へ。
 6月27日、当市の音楽祭プログラムの一環として、なんとミハイル・プレトニョフがロシアナショナル管弦楽団とともに来演するのです。

 

 少しでも良い座席のチケットを、少しでも安くと思い、この日のためにホールの賛助会員になりました。
 今日は、会員向けのチケット先行販売開始の日。9時が売り出しなので、15分前につきましたが、私は11番目。でも、願ったとおりの席がとれました(SSではなく、S席ですが)。ん~んんん、楽しみ。

 

 夕方はトマト植え付けの準備。
 庭の隅で作っている剪定枝および葉っぱの堆肥と赤玉土、油粕などを混ぜて培養土を作っています。

 

 ただ混ぜ合わせるだけでなく、堆肥の中にいるシマミミズ(秋の終わりに数十匹を放しておきました)を捕獲し、ミミズ御殿に移住させる作業もあるので、けっこう大変。ミミズの成虫だけでなく、卵包もたくさん見つかります。それも拾い集めて、いっしょに御殿へ。
 だいぶミミズ御殿の虫口(というか、頭数)が増えると思います。そうすると、生ゴミ処理量も増大します。うれしい。

 

 今日のCDタイムはお休み。テレビでフィギュアスケートを観ていました。宮原さん、頑張ったね。


天道虫

2015-04-17 21:24:15 | 動物

 採集したヨモギ発酵液(天恵緑汁)を50倍に希釈して野菜に振りかけてみました。
 盛りを過ぎかけたスナップエンドウやホウレン草に関してはどうもよくわかりません。が、トマト苗には効果があったみたい。昨日・今日の強風で茎の先端がしおれ、だらしない感じだったのが、振りかけて1時間もすると、茎が立ち上がり、シャキッとしてきました。

 

 このページの説明によれば、「天恵緑汁をつくる過程では、様々な成分が抽出されるだけでなく、糖は酵素によって微アルコールとなり、水に溶けにくい葉緑素などの成分も抽出されます。葉緑素は細胞を活性化させ、細胞膜を強くする働きがあり、人間で言えば血液のヘモグロ ビンにあたるものです。乳酸菌や酵母も病気になりにくい体をつくってくれます」とのこと。
 これから、弱った野菜に使っていこうと思います。

 

 家の近くの空き地の柵に、まだ色の浅いテントウムシがとまっていました。成虫になって間もないナナホシテントウ。

 


 見ると、右横の方に、幼虫らしき姿が。たぶん、これは脱ぎ捨てた殻なんでしょうね。移動した数センチの距離が、このテントウムシの脱皮後の歩みということになるのでしょう。

 

 今日の談志師匠のCDタイムは「木乃伊取り」。
 吉原に行って家に帰らなくなった若旦那を、番頭が呼びにゆくが、番頭も戻ってこない。次に大工の頭領が行くが、頭領も同様。困った旦那夫婦のところに、田舎者の飯炊き男がやって来て、「オラが連れてまいりやす」と言いだした……。
 飯炊きの清蔵のキャラ作りが、眼目ですね。この題目は円生師匠が得意にしていたそうで、円生さんならこうだったろうなというキャラはすぐ思い浮かびます(大好きなんです)。
 家元の清蔵は、ちょっと違って、さらにがさつな感じかな。石井徹也さんの解説によれば、「後年の口演よりも調子が軽い」とのこと。なるほど、もっと勢いのある田舎者に変わってゆくのですね。でも、この清蔵もなかなか良い。
 あと、この清蔵に「好きよ」といいだす芸妓の、おきゃんで、可愛いこと。これも石井さんの解説によれば、上方漫才の今喜多代さんをモデルにした造形だそうです。


ヨモギ発酵液

2015-04-16 21:00:22 | 園芸

 良い陽気となってきました。最高気温 22.4℃(隣町アメダス)。
 庭やベランダでの園芸仕事に本腰を入れなくては。

 

 まずは、先週、黒砂糖をまぶして漬け込んでおいたヨモギから発酵液をとることにしました。
 重石をのせ、容器には不織布で覆いをしてありました。それをどかすと、プーンと発酵臭がします。あまり良い匂いとはいいがたい。味噌蔵や醤油蔵の匂いをきつくしたような感じでしょうか。

 

 容器をそのまま適当な台にのせ、傾斜させて手前に液が流れ落ちるようにしました。ヨモギの表面は特に濡れた様子もなく、あまり液が浸みているようではありません。大丈夫かと心配しましたが、やがてタラ~リ、タラ~リと黒い液が流れ出てきます。ポトリ、ポトリと垂れるのを、入れものに。

 

 

 日中いっぱいかかって、約150mlを収穫。もとのヨモギが500gだったので、こんなものでしょうか。

 

 小さなペットボトルに入れて保存。見た目はたまり醤油のようです。50~100倍に薄めて、野菜に散布すると活力が引き出されるとか。使うのが楽しみ。

 

 今日の談志師匠のCDタイムは「芝居の喧嘩」。
 得意の講釈ネタですが、マクラで、あれこれ講釈のヤマ場をやってみせてくれてサービス満点。しかも、上手いのなんのって。立板に水の達者な口演にうっとり。
 本題中での脱線も楽しい。宍戸錠が白バイに乗ってて、酒を飲むなどという「ドッキリカメラ」の話があったりします。
 話の節々から、家元がいかに寄席芸を愛していたかが伝わってきて、ああ、伝統文化は守んなきゃいけないなあ、と思いました。


突風

2015-04-15 21:34:39 | 日記・エッセイ・コラム

 2日も更新をサボってしまいました。スミマセン。仕事にかまけてました。

 

 今日も、朝から夕方まで原稿と格闘。なんとか書き終えて送稿し、ホッとしています。

 

 風が強い一日でした。
 仕事場は道路に近い1階の部屋。
 午後、パソコンに向かっていると、右横の窓の外で何やら白いものが舞いました。

 

 「えっ?!」と思って見てみると、印刷されたコピー用紙のようなものがヒラヒラと落ちてきています。外に出て、拾うことにしました。

 

 プリントされたA4の紙でした。それが何枚も。一部残っているクリアファイルもそばに落ちています。
 それらを拾っていると、道路を自転車に乗ったおじさんがやって来て、「すみません。どうも申し訳ありません」と頭を下げました。どうやらおじさんの自転車の前カゴに入れてあったのが、強風に吹き飛ばされ、我が家の庭にやって来たらしい。

 

 拾い集めて渡すと、おじさんは「これがないと配達できないんです。どうもありがとうございました」。
 きちんとは見なかったのですが、住宅地図をコピーしたもののあちこちに赤い印がついているようでした。ポスティングの投函先を指定した書類だったのでしょうか。

 

 見ながら配達するとしたら、がっちりしまい込むわけにもいかず、突然の風にはひとたまりもなかったのでしょうね。春の突風がもたらした珍事でした。