金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

OCNシアター、欲を言えばきりはないが・・

2006年10月02日 | デジタル・インターネット

昨日OCNの人が来て、OCNシアターのセットアップを行ない漸く我が家のビデオ・オン・ディマンドが始まった。ところで「ディマンド」の方が「デマンド」より英語の発音に近い様だが、「デマンド」の方が圧倒的に使われている様だ。因みにビデオ・オン・ディマンドをグーグルで検索すると4万7千件の検索結果があるが、ビデオ・オン・デマンドで引くと62万件近くある。以下ここではビデオ・オン・ディマンド(デマンド)をVODと省略する。

ところで私が子供の頃「巨人・大鵬・玉子焼き」という言葉が流行った。面白くないけれど安心できる定番メニューということだろう。その影響もあってか私は通信系は総てNTT系にまとめている。光ファイバーはNTT東東京だし、インターネットのプロバイダーはOCNである。このブログもOCNのブログ人を使っている。VODについても他の業者を考えずにOCNシアターを選んだ。コンテンツの充実度合いはどうか?料金はどうか?等細かい検討をするべきなのかもしれないが、面倒くさいこともあって巨人・大鵬・玉子焼き・NTTで行っている。こういう人がいるからNTTは楽かもしれない。

さて昨日早速VODで映画を一本見てみた。題名は「天空の草原のナンサ」というモンゴルの映画。ところがこの画質が思った程良くない。少なくとも最近見慣れている地上デジタルハイビジョン画像等に較べるとかなり見劣りするのだ。そこで少しVODについて調べてみた。

まず映像の圧縮方法だが、OCNはMPEG2という方式を使っている。MPRG2はエムペグツーと読み、フルスペルはMoving Picture Experts Group Phase2である。画質はVHSを高画質化したS-VHSビデオ並なのでかなり良いはずだ。少なくとも先端の技術の様だ。では問題はどこにあるのだろうか?

フリー百科事典ウイキペディアはVODの性能について「同時刻帯にアクセスのある視聴者数だけ個別にコンテンツを送出しなければいけないため、送出サーバや通信回線の帯域が多く必要とされる。このため、テレビ放送画質で自由なVODを実現するのは困難が伴う」と説明している。ということはサーバやその運営方法にまだ改善の余地があるのだろうか?

なお調べてみるとオンデマンドTVという会社はハイビジョンVODを今年7月から日本で始めて本格的に提供し始めたということである。ということはOCNは遅れているということになる。とはいうもののハイビジョンVODを見るには専用の受信機を3万円出して購入しないといけない。ハイビジョンのコンテンツがどれ位充実しているかも不明だ。

OCNシアターに留まるかオンデマンドTVのハイビジョンVODに移るかはもう少し様子を見て決めようと思う。何せまだ現役で働いているから、テレビやテレビの録画を見るだけでも結構忙しいので、今どれ程VODを観るかまだ分からないのである。

いずれにせよリタイアするころには、ハイビジョンでVODを楽しめる様になっていることは間違いあるまい。そのころにはVODの普及は相当大きなものになり、DVDのレンタルショップを殆ど席巻してしまうだろう。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする