神代植物園をカメラをぶら下げて歩くというのは私の暇な休日の過ごし方である。1時頃駐車場に着くとほぼ満車、今はバラ・フェスティバルで来園者が多いようだ。バラの前で望遠レンズの砲列に参加するのはそれ程好みでないので、ぶらぶら歩いていく。そうすると池の中とその上の木で白鷺にで出会った。
白鷺というのは「白いさぎ」の総称で白鷺という鳥がいる訳ではないらしい。白鷺はダイサギ、チュウサギ、コサギに分かれてこのサギはコサギだと私は思っている。
ところが鳥に関しては会社で私の隣にいる人が大家なので「それは違うよ」というかも知れない。その時は訂正するとして。
バラの前に林の中に小さく少し妖しい感じの花があった。タイワンホトトギスという。
さてバラ園についた。バラ園で写真を撮るときりがない。ただ私は余りに人の手が入ったバラのような花は苦手なので幾つかシンプルな花の写真を撮って切り上げた。
まず「友禅」という花。背景のバラの花や蕾がボケて気に入った写真になった。
マダムヒデ、薄い花びらの繊細さが気に入った。
ムーンシャドウ、特段好きな花ではないが公園内で食べたソフトクリームの「バラ」の色がこの花に良く似ていた。
バラ園の周りはいつものことながら、大勢の人がカメラを抱えて歩いている。神代植物園はまことに手頃な撮影フィールドである。