ブログを書いていてうれしいことは、見知らぬ人から「記事、参考になりました」とか「いつも読んでいます」というコメントを頂くことである。しかしこれらのコメントはそんなに多くはない。しかし私自身が人のブログやホームページを読んで一々コメントを書いている訳ではないので、これははなはだ我侭な話かもしれない。
次に楽しいと思うことはブログのアクセスを解析して「世間の人が今何に関心を持っているか」を知ることである。私は解析のためBlog Petというサイトを使っている。サイトはこちら→http://www.blogpet.net/home.php 解析して「商売に役立てよう」とか「ウケル記事を書こう」などという気はさらさらないが、世間の関心事を知っておくことは悪いことではない。これは雑誌に寄稿する時などのトピック探しに役に立つ。いわば世間という海に釣り糸を垂れアタリを見ているようなものだ。ごく最近の例では「江戸文化歴史検定」をキーワードにした検索サイト(主にGoogle)から私のブログに飛んでくるケースが増えている。この検定は11月3日に実施されたが、結構世の中の人の関心が高いようだ。
ブログを書く恐さの方は具体的に味わっていないが、最近昔の上司や先輩も私のブログを読んでいることが分かった。彼等に私のブログを案内したことはないが、人づてに話が入るらしい。もとよりその人達の悪口を書いたりする積りはない(ブログだって実社会と同じで面と向かって言えないような悪口は書くべきではない)が、筆が滑るという危険性はある。十分気をつけたいところだ。
そんな恐さはあるもののブログを書く楽しさは「表現する楽しさ」に加えて、コメントやトラックバックを通じて見知らぬ読者諸氏と短い会話をすることにあるので止められないものだ。