金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

肥満は運命か?

2009年10月01日 | 健康・病気

「肥満は運命か?」と書き出すと私と面識のない読者の方(97%の方は面識がないと思います)は、「ははーん、自分のデブを正当化するのかしらん」と思われるかもしれない。幸いなことに今の私はBMI指数(体重÷身長の二乗)22.8とほぼ理想に近いところにいる(因みにBMI指数18.5~25が標準で理想は22ということだ)。

「肥満は運命的に決まるのではないか?」というのは、最近の米国で行われた研究の結果で、ニューヨーク・タイムズに紹介されていた。何せアメリカは3分の2の人が体重オーバーなので、新聞には肥満に関する記事や広告がとても多い。連邦政府は以前「一日に30分は運動しなさい」というガイドラインを示していたが、2005年には「一日に60分から90分運動しなさい」とガイドラインを引き上げた。これには「非現実的だ!」と大騒ぎがあったそうだ。

研究によると「大人になってからの体重は胎児の時の母親の栄養の取り方によって決まる。母親が十分栄養を取っていなかったり、喫煙していた場合、生まれてきた子供は大人になって肥満になる」ということだ。

胎内で栄養不足の状態が続くと脳が栄養の吸収力を高めたり、メタボリズム(新陳代謝)を抑制するような指示を出すと考えられる。このような脳の支配力は大人になっても続き、ある研究によると人は運命的に持っている「体重の幅(30ポンド=14kg程度)」があり、その限度を越えて体重を引き下げようとした場合、新陳代謝を抑えるなどの反作用が働き、かえって太ってしまうという。

健康問題や肥満に関する学説は時々変わることもあるので「肥満運命説」を信じきって良いかどうかは分からない。ただし運動してもダイエットしても中々痩せない人にとっては、精神的負担を軽くする説だ。

それにしてもこの説が普及すると、ダイエットや痩せをビジネスにしている人々は困るでしょうね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする