金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

晩秋の武尊山

2009年10月26日 | 

10月25日(日曜日)、会社の山仲間を中心とした9人で宝台樹キャンプ場から武尊山(2,158m)を往復した。キャンプ場から5分程車を走らせ、武尊神社の手前で駐車。登山開始は6時15分頃。

Hotakajinjya

神社の横の看板には貞観(西暦865)の頃より「保宝鷹神社」と称され・・とある。これが事実だとすると空海が高野山に金剛峰寺を建立してから50年位後のことなのでもの凄く古い神社だ。

40分程林道を歩くと剣が峰に向かうコースと武尊山に登るルートの分岐点である。左側の武尊山ルートを登る。道は小さな沢を4,5回横断しながら尾根を目指す。1時間弱の登りで尾根に出た。数分歩くとトタン屋根の避難小屋が左手の谷底に見える。9時10分頃最初の岩場に到着。

Iwaba

武尊神社からのルートには3ヶ所岩場がある。特に危険というほどのことはないが、足場が滑りやすいので注意したい。武尊山の石は押しなべて平滑で滑り易い。

Iwaba2

木製の梯子が傾いているのも気になるところだ。何時か誰かが転倒するのではないか・・・という気がする。武尊山は地味な山で登山客が八ヶ岳などに比べると少ないのでこんなチャチな梯子で間に合っているのだろう。

頂上に近付くにつれ、風が強くなり寒くなってきた。頂上の手前の山道はスレート瓦のように薄い石が敷き詰められている。石を踏むたびに乾いた金属音がした。10時2分頂上到着。霧の中で何も見えない。

Choujyou

風に当たると寒い。下山後見たら水上の気温が15度位だったので、1500m程高い武尊山の頂上では気温は5度前後だったのだろう。昼食を食べて来た道を引き返す。

13時林道終点到着。13時55分駐車場。正味は登り4時間降り2時間半のルートだが、降りは足が疲れたので休み休み降りたので少し時間がかかった。

下山後JR水上駅の近くの日帰り温泉に入って帰る。お湯に浸かると体がジンジンした。結構冷えていたのである。温泉から出ると4時前なのに水上の空は薄暗かった。山には冬が近づいている・・・と感じながら私は東京に向かった。

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水上の奥の隠れた紅葉スポット

2009年10月26日 | 旅行記

10月24日(土)・25日(日)に会社の山仲間と上州・武尊山(ほたかやま)登山に出かけた。会社の山仲間といっても、社外の参加者が増え、総数9名である。以前は車1台で出かけていたが、今回は車3台に分乗して水上を目指した。武蔵野線東所沢駅を午前10時に出発、多少渋滞はあったが、昼過ぎに水上に到着し、JR水上駅前で蕎麦・ラーメンの遅い昼飯を食った。

この日泊まったのは宝台樹キャンプ場のロッジ「ほたか」。白樺の森の中にオートキャンプ場が広がる気持ちの良い場所だ。http://www.hotakasan.co.jp/camp/

私はテントを張りたかったのだが、「寒そうだ」などと仲間の反対が多く、全員でロッジ泊まり。素泊まり一人3,500円。夕食はバーベーキューセット一人1,200円だ。これに水上のスーパーで買い足した食材を合わせて満腹になるまで飲み食いした。

話は前後するが、キャンプ場に到着した後、5分位車を走らせて、まず「裏見の滝」に出かけた。「裏見の滝」というのは滝の裏側から滝を見ることができる滝のことで日光の裏見の滝が有名だ。なお現在ここの裏見の滝は落石の危険性から滝の裏側に回ることは禁止されている。

Uramitaki

Uramitaki2

車でのアプローチしかない場所なので観光客は余り多くない。

次に車を坤六峠(尾瀬へ抜ける峠)方面に回し、「照葉峡」で紅葉を見た。照葉峡には翡翠の滝など幾つかの観光スポットがあるが、駐車場がほとんどないので車で行った場合大部分を割愛することになる(まあ、平日なら路肩駐車もできるが)。

比較的上流に近いところに駐車可能な場所があったので、車を止めて流れまで降りて紅葉を楽しむ。

Teruhakyo

Teruhakyou2

照葉峡からキャンプ場に戻る途中で奈良俣ダムに立ち寄る。これはロックフィル式の多目的ダムだ。

Naramata

Narama2

この日は曇り空で空気が湿気を帯びているので、紅葉に透明感がないのが残念だった。

「裏見の滝」「照葉峡」「奈良俣ダム」この3箇所を回って大体3時間程度。私は水上の奥の隠れた紅葉スポットだと思っている。

なお宝台樹キャンプ場は空いていてロッジに隣接したバーベーキューサイトには我々の他一組の中年のご夫婦がいただけだった。晩秋のキャンプ場は寂しい。しかし真っ赤に焼けた炭火に肉やソーセージ、野菜をあぶり、親しい仲間と酒を酌み交わす一夜は本当に楽しかった。

コメント (1)
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