金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

Nexus7届く。カメラ以外は使えます!

2012年10月06日 | デジタル・インターネット

先月の終わり頃グーグルに発注していたタブレット型端末Nexus7が昨日香港から届いた。予定より2,3日遅かったけれど産地直送ということか?

今朝書斎のデスク型パソコンの隣において設定開始。自宅は無線LANにしているので、Nexus7は簡単にWi-Fiの電波を認識した。現在使用しているスマートフォン等ではAOSS機能がついているので、ワンタッチだがNexus7にはAOSSはないので、パスワード(Key)を手で入力した。Key番号は無線LANの親機のシールに書いてあった。

Nexus_2

Nexsus7はWi-Fi接続オンリーなので、自宅外で使う時はモバイルルータが必要だ。ドコモのスマートフォンには、テザリングというルータ機能がついているので、こちらもテストしてみた。スマートフォンの「設定」の中から「無線とネットワーク」に進み、Wi-FiテザリングをオンにするとOKだ。ただし海外で利用する時ルータをどうするか?は今後の検討課題だ。

少し面倒だったのはパソコンメールの送受信設定だった。私はOCNメールを使っているが、こちらは設定をはねられてしまった。OCNのヘルプデスクに電話をしてメールアカウントやPOPサーバ名の入力方法を聞いて接続終了。ここは少し手間がかかったところだ。

期待はずれはカメラ。内蔵カメラはついているが、前面撮影専用で背面にレンズはない。つまりテレビ電話等で顔を写すことはできるが、通常写真を取ることはできない。まあ、カメラ機能はほとんど期待していなかったので落胆というほどのことはないが。

7インチ端末はスマートフォンとは違い新聞もかなり読み易い。電子書籍の購読等色々な使い方ができそうだが、日本語のコンテンツは少ないのでこれからの課題。2万円の端末をどう使うか?は今後の課題である。

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米失業率7.8%でオバマの再選決まりか?

2012年10月06日 | 国際・政治

昨日(10月5日)発表された米国の失業率は、アナリストの予想を大幅に下回る7.8%だった。これはオバマ大統領が就任して以来最低の水準だった。前月発表の失業率が8.1%だったので、0.3%の改善、改善したとはいえ8%近い失業率では過去の大統領選挙では現職大統領が再選される見込みは薄かったが、今回は違う。オバマ大統領就任時点の失業率まで失業率が戻ったことは、彼にとって大きな追い風だ。

もっとも共和党支持者の間では、労働統計局が数字を改ざんしたのではないか?というつぶやきがある。GEの元CEOジャック・ウエルチは攻撃の急先鋒だ。しかしソリス労働省長官は「我々は政治的任用をされた公務員ではなく、プロフェッショナルだ。」と批判に対して猛反発をしている。

政府関係者が現政権に便宜を与えるため、統計数値を操作することは発展途上国ではままあることだが、米国に関してはないだろう、と私は思っている。万一そんなことがあればこれは巨大なスキャンダルだ。ただしサンプル調査による失業率にはブレがあることも事実だ。

労働統計で信頼性が高いと言われているのは、ノンファームペイロール非農業部門就業者数で、こちらは市場予想とほぼ同じの11.4万人だった。

専門家によると、毎月の非農業部門就業者数が10万人から17.5万人であれば、大統領選挙に与える影響は中立的で、これより良い数字だと現職に有利ということだ。今年に入って月平均の非農業部門雇用者数は14.6万人だったから、統計的には大統領選挙にニュートラルなはずだ。

だが株価が比較的堅調なことや住宅ローン金利の低下で借換が進むという予想をベースにして9月の消費者信頼感指数は7ヶ月ぶりの高水準だ。

論戦では共和党のロムニーの方に軍配があがったという評価もあるが、経済統計は現職有利を示唆している。それはさておき、米国の労働市場で改善の兆しがはっきりしてくると、連銀の量的緩和政策に打ち止め感がでてきて、ドル安円高に歯止めがかかると私は考えている。

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