金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

キンドル本をNexus7で読んでみた

2012年10月25日 | デジタル・インターネット

今日(10月25日)アマゾンが日本でキンドル端末を発売すると正式に発表した。私はアマゾンの優良顧客(笑い)なので、アマゾンからメールで端末販売の案内が来ていた。一番安い8,480円のpaperwhiteという端末は今予約すると12月2日の週に出荷されると書いてあった。

Kindle端末に興味はあるが、最近Nexus7を買ったばかりで自宅にタブレット端末がゴロゴロしていてもしょうがないので、当面Kindleを買う予定はない。ただし販売されている日本語のキンドル本については、参考までに1冊買ってみた。

購入方法はNexus7のPlayストアからKindleアプリをダウンロードして本を発注するという簡単なものだ。「磯野家の相続」という本はペーパー版の半額以下の500円ほどだったので、参考までにダウンロードしてみた。

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開いてみるとこんな感じで結構読み易い。むしろこの本に限ってかもしれないが、1ページに書かれている文字数が少なくあっという間に読んでしまうので、ページをくる手間がかかりそうだ。

Kindle

日本でも電子本の売り手は揃ってきた。タブロイド端末と電子本は今年後半の一つの目玉だ。だが本当の意味はそれをどう使うか?それで何を読むか?である。日本の電子本はマンガ本が多いようだが、これは新しもの好きの若者は活字離れでマンガ好きということなのか。

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【イディオム・シリーズ】Steady as she goes

2012年10月25日 | 英語

昨日終了した米連銀の公開市場委員会(FOMC)の声明について、FTはFed"steady-as she -goes" ahead of electionというタイトルで記事を書いていた。意味は「連銀は選挙を前にして進路維持」ということだ。

Steady as she goesというフレーズは、船長が面舵・取り舵の指示を出した後、その方向に進めという意味で使われる。日本語では「ようそろ」。「ようそろ」は「宜しく候」から来た言葉らしい。

She goesのsheは船。船は男が操るので女性名詞だそうだ。もっとも最近では操れない女性が増えるどころか操られる男性も増えているので、いずれit goesに変わるかもしれない。

さて9月に3回目の積極的な金融緩和策を打ち出した米連銀は「家計消費は若干早いペースで進んでいる」「インフレは幾分加速している」と若干経済見通しを変化させたものの、政策に変更はなかった。連銀は今週金曜日に発表される第3四半期の成長率データ、大統領選挙、来年度の経済成長に大きな影響を与える「財政の崖」への対処方法の方向感等の様子を見ているのである。

12月公開市場委員会は「ようそろ」ではいかないかもしれない。

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