先日日帰り用のリュックを買い換えた。10年位モンベルのリュックを使っていたが、かなり色褪せてきた上幾つか使い勝手の悪いところがあったので買い換えることにした次第。モンベルのリュックは大きいサイズのものを現役で使っているが、背負心地とチャックの開閉のスムーズさに不満が残るので、今回はリュック専門メーカーの商品を買うことにした。
リュックの専門メーカーとしては、アメリカのオスプレーやドイツのDeuter(ドイター)が有名だ。オスプレーのリュックは長年使っていて背負心地の良さは知っているが、立ち寄ったスポーツ用品店にオスプレーはなく、Deuterがあったのでこちらを選んでみた。
このリュックの使用目的は「1日分の個人装備(雨具・防寒具・食料・水・カメラ等)を運ぶ」「飛行機の機内持ち込みができる」ことに絞り、山スキー等の雪山用ギアの携行は想定外とした。
リュック作り100年の歴史を持つDeuterが力を入れているのは「背面の通気性」だ。通気性が良いと背中の発汗を抑え、心拍数と血圧の上昇を抑制する。つまり通気性の良いリュックを背負うと楽に山登りができるという訳だ。
昨日新しいDeuter25リッターを背負って瑞牆山を往復した。まず最初に担いだ時、リュックが今までのリュックに比べてはるかに背中の上部に来ることに感激する。重心が高いと腰への負担が軽く疲れにくいのだ。肝心の通気性はどうかというと、昨日は空気が乾燥していて、ほとんど汗をかかなかったので、通気性の良さを実感する程ではなかった。
古いリュックにはついていなかったハイドレーション・システム(リュックの中に水の入ったビニールタンクを入れチューブで歩きながら吸う仕掛け)対応の袋やパイプ穴があり、こちらも便利になった。
12,600円の買い物だったが、その値打ちはあったと私は判断している。