金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

5壊れてNex-6を買った

2013年02月27日 | 写真

2年前に買って最近はよく山に連れて行っていたソニーのミラーレス一眼Nex5が2週間ほど前突然動かなくなった。ヨドバシカメラ経由でメーカーに修理見積もりを依頼したところ、5万円以上かかるという話だった。数カ所腐食しているところがあるので、パーツの全面的な交換になる、ということだ。2年しか使っていないのに壊れるとは・・・・という気もするし、一方相当乱暴に扱ってきたので、やはり壊れたか・・・という気もする。

乱暴に扱った、というのは温度差の激しい内外の山を持ち歩き、カメラの内部に結露を招いたのではないか?ということである。またヒマラヤトレッキングでは細かい砂の粒子が内部に侵入した可能性もある。

私は自宅ではカメラ・レンズは除湿機付の専用ケースに入れているが、山では割りと乱暴に扱ってきた。それでも何台かのオリンパス一眼レフ(高級機のE3ではない)は黙って耐えていてくれたが、Nex5は故障してしまった。たまたまの巡りあわせか、ソニーのミラーレスは結露に弱いのかは知らないが、2年前のカメラを5万円も出して直す理由はない。その値段を出すと新しいカメラを買うことができるからだ。

レンズが2本残っているのと、ネットでの評判が良いので、Nexの後継機種を買おうと考えてヨドバシカメラに出かけた。Nexの中級以上の後継機種には5,6,7の3タイプがあるが、まよわず6を選んだ。5と6を較べて6を選んだ理由はファインダー(電子)があることだ。明るい野外では液晶モニターは見えないことがあるので、私にはファインダーは必須だった。6と7で6を選んだ理由は二つあった。7の方がやや高級(例えば撮像画素数が24百万画素vs16百万画素)で値段が高いが、大きな印画紙に焼き付けることはなく、ネットでの利用が中心だから7はオーバースペックである。一方6には7にない機能としてwifi転送機能がある。どこまで使えるかは分からないが、面白い機能ではある。

以上のようなことからNex-6を選んだ次第だ。

少し触ってみると2年間でNexは随分進化したと思った。フォーカスについては精度優先のコントラスト検出方式と速度優先の位相差検出方式をミックスさせた。またデジカメの苦手な明暗の大きな被写体の写真を一度のシャッターで複数の写真を撮り合成させるような撮影を自動で行う「プレミアムおまかせオート」も山や古い社寺の撮影では使ってみたい機能だ。

触った感じでは大きなモードダイヤルが使い良さそうだ。

Nex6

しかし山に連れて行くとなると、結露を初めカメラを痛めるリスクは高い。できるだけ温度差を少なくするように布製バックに入れて使うなど工夫をしてみよう。それでも短命が怖いので、ヨドバシカメラの1年保証に入っておいた。

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雪山登山に必要な道具は?(緊急装備編)

2013年02月27日 | 

私のブログのエントリーの中でチョコチョコと検索エンジン経由で閲覧される記事が「雪山登山に必要な道具は?」という記事だ。

試しにgoogleの検索エンジンに「雪山 道具」と入力して、検索して頂くと山岳ガイドさんなどのエントリーを押さえて私の記事が検索ページの最初のページのかなり上の方にきていることが分かると思う。というようなことを書いたが自慢するつもりではない。インターネットの情報を頼りに雪山登山準備を進める方のために、雪山のリスクと危険対策装備についても述べておく必要がある、と感じだ次第だ。

装備として「滅多に使わないけれど万一の場合は必要」というものをどの程度用意するか?ということが一つのポイントだ。万全を期して重たい装備を担ぐと、こんどはそのことが負担になりリスクとなるので、必要最小限の絞り込みは難しい。具体例を一つ紹介すると今週末、北八ヶ岳の高見石方面に入り、天気が良い場合は天狗岳に登ろうと考えているが、緊急用の装備として以下のものを携行する予定だ。

Gear

左から「ツエルト」「ガスコンロ」「ゾンテ」「補助ロープ」「シャベル」である。なおロープは他のメンバーが持参するので私は持参しない予定だ。「シャベル」はテント泊や雪洞泊では必携だが、今回のような小屋泊りでは一般に不要である。ただし万一ビバークするような事態が発生したり、雪崩に巻き込まれた場合には強力な味方になる。ゾンテは雪崩に巻き込まれた仲間を探す時に使う。幸いなことに私は今まで使ったことがない。新雪を滑る山スキーでは必須だ、と思うが高見石ではなくても良いと考えている。

北八ヶ岳の小屋泊りで必要な緊急装備は「ツエルト」「ガスコンロ(写真にはないが小型コッヘルも」が必須で、シャベルとゾンテは状況次第。またビーコン(雪崩対策の電波発信機)は今回の仲間は持っていないので持参せず、というところだ。

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アメリカの住宅価格がイタリア政局混迷を緩和

2013年02月27日 | 金融

一昨日のイタリア総選挙の結果を受けて、大幅に下落した米国株だが、昨日は日中前日の終値を下回る局面があったが、最終的には上昇した。ダウは0.84%、S&Pは0.61%上昇した。S&Pの終値は1,496.94ポイント。サポートラインだった1,500がレジスタンスラインにならなければ良いが・・・・

昨日の株高要因は、上院の銀行委員会で行ったバーナンキ連銀議長の証言と堅調な住宅市場のデータだった。バーナンキ議長は、連銀が金融緩和を早めに終了するのではないか、という観測を強く否定した。まさに市場が欲していた一言である。

米国の住宅については、12月のS&Pケース・シラー指数が20大都市圏で季節要因調整後では0.9%の上昇した。これは市場予想の0.5%を大幅に上回っている。前年同月比では6.8%(訴状予想は6.6%)の上昇で、これは2006年7月以降最大の上昇だった。住宅価格の上昇はホーム・デポなど住宅関連株を押し上げ、株価上昇につながった。

結果としてはアメリカの堅調な住宅市場の回復が、EU三番目の経済規模を誇るイタリアの政局混迷と予想される市場の混乱の重しになった形だ。

日本株については225先物はシカゴ市場では大証比35ポイント安で引けているが私は今日の東京では反発する可能性が高いのではないかと見ている。問題はドル円為替の動き。バーナンキ議長の証言を受けて、米国金利先安感が高まると一時的にはもう少し円高が進み、円高懸念から株安もあるか・・・・

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