金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

Nexus7にキーボードをつないでみた

2013年08月29日 | デジタル・インターネット

Nexus7にキーボードをつないでみた。キーボードをつないで、大量の文字を入力する必要があった訳ではないが、ワイフのタブレット用に購入したキーボードがあまり上手く機能しないので、私のNexus7で使うことにした次第。

キーボードはElecomのTK-FBPO52という機種。PCデポで3千円強で買ったものだ。Nexus7には専用のキーボードが売られていることは知っているが、とりあえずこの汎用品をテストしてみた。結論からいうとテストベースでは今のところ順調。ワイフのタブレットでは一度電源を落とすと接続を認識しない上動作が不安定だったが、Nexus7については電源を落とし再起動してもちゃんと認識した。

なおElecomによるとこのキーボードはNexus7との動作確認は行われていない、ということだったが今のところは使えそうである。もっともタブレットの画面もキーボードも小さいので、積極的に使うことは少ないと思うが・・・・

ただPCへの入力は、メールかショッピングという利用方法の人にはタブレットとキーボードという組み合わせは便利でかつbudgetな組み合わせだと思う。それにしても値段の割に作動が安定しない富士通のタブレットに較べてNexus7は非常に安定していると改めて感心した次第である。

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軍事介入懸念で売り、介入で買いパターン、今回も?

2013年08月29日 | 金融

昨日(8月28日)の日経平均は、シリアに対する米英等の軍事介入懸念や円高で203ポイントの大幅下落。だが米国株はダウが48.38ポイント、S&P500が4.48ポイントと小幅上昇した。

上昇の大きな要因は原油高でエネルギーセクターが上昇したことだ。S&P500ではエネルギーセクターは1.8%上昇した。

だがCNBC.comによると、原因はそれだけではないようだ。過去の地政学的危機と株価の関係を見ると、ベストトレーダーは「地政学的なリスクが起きると売り、イベントの発生またはイベントは起きないだろうという信念に基づいて買う」というのが一般的だと述べていた。相場に「噂で買って事実で売る」という格言がある。売り買いの順序は逆だが、行動原理は同じである。

1995年まで遡って限定的な5回の軍事行動と株価の関係は、イベントの2週間前に1%下落して1ヶ月後に2.79%上昇しているという。大雑把にいうとS&P500は今月3%下落しているが、その半分はシリア情勢の影響、残りは経済のファンダメンタルズの悪化と金利上昇だ、と計算すると過去のパターンからすると、今月の下落分程度はリカバーしそうだ、ということになる。

ところで原油高といえば、ブレント原油が半年ぶりに117.34ドルという高値をつけた。シリアに対する米英諸国の軍事介入により、原油価格がどこまで上昇するか?という見方については、かなり幅がある。私がざっと見たところで、原油価格高騰の懸念を示していたのはソシエテ・ジェネラルで、2割の確率で瞬間的には150ドルまで上昇する懸念があるという。シリア自体の産油量は1日当たり5万バレル(内戦前は35万バレル)は少なく、市場への影響はないが、シリアおよびシリアと同盟関係にあるイランやレバノンのシーア派政治組織ヒズボラが報復のためにイスラエルに攻撃をしかけることになると事態は悪化する。原油高値説はこのような紛争拡大をベースとしたシナリオだ。ただし一般的には北米の産油量が増えているので、それほどの価格上昇は起きないだろうというのが一般的な見方だ。

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