米国のCNBC.comによると昨日オバマ大統領側近筋がCNBCのジョン・ハーウッド氏に「次期連銀議長にローレンス・サマーズ氏がノミネートされる可能性が高く、数週間の間に発表されるだだろう」と語った。サマーズ氏と連銀副議長のジャネット・イエレン女史の間で争われてきた次期連銀議長の椅子。バーナンキ議長の任期は来年1月だが、今年の年末までには辞任するだろうという予想されている。
ウォール街との距離の近さやハーバード大学学長時代の「数学や科学の先端研究では女性の方が男性より適性が少ないかもしれない」という発言で学長を辞任するなど話題の多い人物である。
金融政策については量的緩和政策に懐疑的な見解を示したこともあり、彼が議長になると債券購入プログラムの縮小が早まる可能性があると観測される。