昨日(7月23日)の米国株は、先週の新規失業保険申請数が141.6万件と前週比10.9万件増加した。また事前予想の130万件も大きく上回った。
新規失業保険申請数は3月に690万件という最大の数値を付けた後、130万件レベルで推移していたが、低下傾向が一旦断ち切られたことになる。原因は各地でビジネス再開が中断していることだ。
予想を上回る新規失業保険申請数に株価は下落。ダウは1.3%、S&P500は1.2%、ナスダックは2.3%下落した。
ナスダックの下落が大きかった理由は、これまで値を飛ばしてきたハイテク株が大きく値を下げたことによる。
前日4半期決算を発表したマイクロソフト株は9.21ドル4.3%下落した。
マイクロソフトの利益はアナリスト予想を上回っていたが、クラウドコンピューティングなどの成長鈍化が投資家の売りを誘ったようだ。
もっとも私はマイクロソフトの場合、これまで株価が高値更新を続けてきたので、利益確定などを含めて売りが出やすい環境にあったのだ、と解釈している。
コロナウイルス感染拡大が収まらない限り、リモートワークの需要は高止まり、マイクロソフトなど「共同作業のプラットフォーム」を提供するIT企業に追い風が吹いていると私は考えている。
共同作業のプラットフォームを提供している大手はMicrosoft365のマイクロソフトとG-Suiteのアルファベット(グーグル)だが、チャットという単品で商売しているSlackはマイクロソフトがチャット(商品名はTeams)を抱き合わせ販売で強引に売り込んでいると「競争法」違反で調査を欧州委員会に申し立てた。
私は個人的にはSlackのチャットの軽快さが好きだが、会社で使うとなると少し鈍重でもWordやExcelなどとパッケージになっているMicrosoft365を優先するべきかどうかと悩んでいる。
投資家とユーザーの様々な思いがせめぎ合う中、IT業界もまたコロナの海で戦っているのである。
マイナポイントの申し込みはお済ですか?
私は今月初めにWAONを決済先に指定して申し込みを終えていますが、ふと申し込み状況を確認したくなり、スマートフォンからマイナポイントサイトにアクセスを試みました。
マイナポイントを申し込んだ時は、スマートフォンからマイナンバーカードを読み取りることができず、PC+カードリーダーで申し込みをしました。
でも今日は気合を入れてマイナンバーカードのスマートフォン読み取りに挑戦(笑) 大げさですみません。
でもこれからマイナンバーカードを読み取ることが増える可能性大ですから(政府が言うようにマイナンバーカードの利用範囲が拡大する場合ですが)、スマートフォン読み取りは必須でしょう。
さて読み取りの方ですが、スマートフォンを横向けにしてマイナンバーカードに重ねると簡単に読み取ることができました。今まで縦向けでトライしていたのが間違いだったのでしょうね。
縦向きで読むか、横向きで読むかは機種によって違うそうです。ちなみに私のスマートフォンはdocomoのGalaxyです。マイナポイントHPを丁寧に読んでいくと機種別・バージョン別に推奨する向きが書かれています。
読むのが面倒だ、という人には「縦がダメなら横向けて」「横がダメなら縦向けて」で挑戦する手があります。