来週月曜日(4月12日)から「まん延防止等重点措置」が東京・京都・沖縄で適用されることになった。こういう措置が講じられるとアウトドア派の私としては、山に出かけようとするとワイフから嫌味を言われることがあるので少し気が重い。
ところがアウトドア派にとって強力な援軍があった。それは文芸春秋今月号(5月号)にでていた「マスクを外して低山を往く」萩原 浩司(「山と渓谷」元編集長)という記事だ。
記事は「コロナ禍の今、特に山歩きは最高の運動です。その理由、密を避けられるからです。山はオープンな空間ですから、マスクを外して深々と息を吸い込むことができます」と書き「そしてなにより、自然に身を置くと心が癒されます」と続けている。
時を同じくしてWSJにHot new fitness product: The Outsideという記事が出ていた。一言でいうと屋内でのエクササイズを止めてアウトドアで運動をしてみようという提案だ。
その中に日本の「森林浴」Forest bathingという言葉が出てくる。そして記事は森林浴は血圧を低下させる効果、ストレスを抑制し、鬱状態や疲労を改善する効果と強く結びついていると述べる。
気候が良くなってきたので低山を歩いて森や林から元気を貰おう。山まで出かけるのが困難な人は近くの大きな公園を見つけて人の少ない林の中を歩いてみよう。
人は「〇〇を止めよう」と考えるとそれだけで気が重くなる。「〇〇を止めよう」という代わりに「◇◇を実行しよう。そうすると自然に〇〇をすることはなくなる」と考えてみよう。
私は◇◇に山歩きを入れ、〇〇に町での友人・知人との会食と入れようと考えている。