6月23日土曜日、会社の山仲間と奥多摩のサルギ尾根に出かけた。サルギ尾根というのは、上養沢の養沢神社から高岩山に続く尾根で踏跡ははっきりしているが、地図には出ていないルートである。「sarugi.pdf」をダウンロード
9時少し前に武蔵五日市駅前から2台のタクシーで養沢神社に向かった。乗車時間は20分程度だ。途中渓流にフライを飛ばしてヤマメを釣っている人を多く見かけた。
養沢神社の境内では狛犬ならぬ狛龍が見張りをつとめていた。
9時20分出発。サルギ尾根の取付きは神社の右手だ。標識に従っていくと、いきなり急な斜面が標高差にして百メートルほど続いた。空気が湿気を帯びているので汗が吹き出てきた。
午前11時高岩山(920m)到着。頂上は木に覆われ眺望はない。
高岩山から少し下りがあり、その後展望台(下高岩山)への急登があった。展望台到着11時53分ここで昼食。ただし曇っていてあまり展望はない。昼食後は芥場峠から御嶽神社に向かった。写真は神社手前の天狗の腰掛け。
誰にも合わなかったサルギ尾根とは違い、このあたりは色々な格好のハイカーや山歩きの人で一杯だ。神社脇のジュラルミン製の急な坂を登り御嶽神社へ。到着は午後1時10分。
御嶽神社からは日の出山(902m)を経由してつるつる温泉に向かった。日の出山は最後の急登に汗をかきながら、午後2時15分に到着。下山路にコアジサイの花が沢山咲いていた。
午後3時26分つるつる温泉到着。温泉は子供連れの人などで結構混んでいて、洗い場に行列ができるほどだった。風呂の後は展望食堂でビールや地元の銘酒・喜正を飲みながら山談義に花を咲かせた。
これがリース山の会としての最後の山登りになった。メンバーとは今後も一緒に山に行くがお互いに今の会社は離れるので会の名称は「室町山の会」にでもしようと考えている。