金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

秋空に鮮やかに咲く皇帝ダリア

2012年11月25日 | まち歩き

11月25日、11月最後の日曜日である。ワイフと自転車で小金井公園に遊びに行った。紅葉が進んでいる。落ち葉舞う中と飛ばしていくとワイフに叱られた。「あなたはドンドン先に行くけど回りをみていないじゃないの?そこにグラーデーションの素敵な紅葉があったのに」

少し戻って眺めてみると中々きれいだ。

Redleaf

陽が当たるところは真っ赤になっているが、日陰の葉は青々としている。ただし見た時の驚きはカメラでは伝えにくい。

カメラというと小金井公園では「皇帝ダリア」にカメラを向けている人が多かった。

Dahlia2

皇帝ダリアは日照時間が短くなると咲く、と書いてあった。花の見頃は今月いっぱいだそうだ。

Dahlia1

この花が萎む頃はますます寒くなっていそうだ。

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ネパールトレッキング~ランタン谷を去る日

2012年11月24日 | ネパールトレッキング

11月13日快晴。昨日夕方からちらついていた雪は標高5千m以上では薄っすらと残っている。

Lantanglirung

朝6時日の出を待って外に出てランタンリルンLangtang Lirung 7,227m(左の輝く峰)を撮影。気温は零度以下だ。大地が白い。ヤクがノソノソと動き始めた。

Yaku

ランタン谷は東に向けて広大な河原が広がっている。その中でジョギングしている外人女性(といっても僕もここでは外人か?)がいた。昨日私達を風のように追い抜いていった人である。

朝食を食べて7時55分 下山開始。昨日は曇っていて見通せなったランタン谷が見えた。

Gumba

正面はキムシュンKinshung6,781mだろう。右手の氷河はキムシュンと写真右端方向ヤブラYabraを分けるものだ。この氷河は地図を見ると下部の急峻な部分を越えると広大な氷原が広がっている。そこからチベット国境までは3,4kmである。若ければ歩きまわってみたいところだ。

ランタンを経由してゴラタベラに下っていく。振り返るとランタン谷の風景が大きく広がっている。

Vally

12時50分 ゴラタベラ到着。遅い昼飯を食べてラマホテルまで下山。

11月14日 今日も快晴。6日間のトレッキング中は総て快晴だった。今日は下界(シャブルベンシ)に下る日だ。

Slide_2

下山路の一部は崩壊しているので気を抜くことはできない。万一転落すると200m程したの谷底である。

バンブー手前で対岸に渡り漸く河原に降りた。ここからしばらく右岸を進むとトローシャブル分かれ(往路に使った道)に出会う。ランタン地区の典型的なトレッキングルートは私達が往復したキャンジン・ゴンパからここまで下り、ここからトローシャブルを経由して、聖地といわれるゴサインクンド(標高4,600m)へ行くというものだ。ゴサインクンドには煩悩の数に等しい108の池があるという。

Riverside

午後2時頃シャブルベンシ到着。3人のポーターと分かれ(一人20ドルのチップを渡した)、遅いランチを食べた。ランチの後トリスリ川の脇にある露天温泉に汗を流しに行った。

Hotspring

湯船が浅くゆっくり温まることはできないが、ちょっとした野趣はある。こうして私達5人の6日間のトレッキングは終わった。

11月15日も快晴。シャブルベンシのホテルを7時45分に出たランドクルーザーは12時30分にはカトマンドゥのホテルについていた。ルートは往路と異なり、シバプリ国立公園の中心部から南下していった。途中チェックポイントで国立公園入場料250ルピーを取られる。ガイドがチェックポイントの警官に「通るだけだ。観光目的じゃない」とネパール語で反論していたが無理だった。我々に転嫁したそうな顔をするガイドに対して、我々は「総ての交通費はコミコミだから250ルピーは知らないよ」と主張する。

でも険悪なムードにならなかったのは、予備費に余裕があったからだろう。シャブルベンシに行くにはこのルートの方がカカニ峠越えより相当早い。又来る時はこれだな、と思った。

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Black Fridayセールス始まる。小売業に期待感

2012年11月24日 | 投資

米国で感謝祭の後のショッピング・シーズンが始まった。感謝祭(11月の第4木曜日)の直後の金曜日をBlack Fridayという。Blackと聞くとBlack Mondayの連想から不気味な感じがするが、このBlackは黒字の意味で、小売業の帳簿が黒字になるほど売上が立つのでBlack Fridayというそうだ。

今年のBlack Friday の出足は良さそうだ。大手百貨店メイシーズのニューヨーク34丁目店は過去最高の人の入りだったとCEOは話ている。

今年のクリスマスシーズンに向けての小売業売上への期待は大きく、市場は前年比3%以上の伸びを期待している。S&P小売業指数の年初からの上昇率は全般的な株式相場の伸び12%を大きく上回る28.1%だ

ところでBlack Holidayのセールスは、以前は金曜日の早朝から行われていた(前日の木曜日はクローズするところが多かったようだ)。ところが最近はトイザラスなどのように、フライングして感謝祭の夜8時9時頃からセールスを開始するところもでてきた。アメリカのメディアはこのような話で賑わっていた。

先週は今年6月以来の高値引けとなった米国株式市場。第3四半期の企業業績に失望して、脇道にそれていた投資家は本腰を入れて買いに出るだろうか?

それはBlack Holidayの結果と米国の財政の崖問題に対する決着に関わっている。市場の希望通りに12月中頃に決着が見えると判断がつけば、クリスマス前にもう一つ大きなラリーがありそうだ。

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ネパールトレッキング~4,000mの高みへ

2012年11月23日 | ネパールトレッキング

11月12日ランタンから標高3,850mのキャンジン・ゴンパKyanginggompaに向かう。高度の影響を考えてこの日の歩行時間は3時間程度だ。朝は比較的ゆっくりと8時20分に出発。天気は良いがやや雲が増えてきた。キャンジン・ゴンパの手前、ランタンリルン氷河からの流れをコンクリート橋で渡った少し先で、この谷を深く愛していた神戸大学山岳会のH先輩の慰霊式を行った。

Irei

今回はH氏のご子息も参加。六甲山程度しか登ったことがない、というご子息にはきついトレッキングだったかもしれないが、終わる頃には元気になっていた。お父さんの後押しかもしれない。

12時20分キャンジン・ゴンパのMoonlight Hotel到着。まずランチ。その後ゴンパの上まで散歩することにした。ゴンパはmonastery(修道院)のことである。ランタンリルン氷河のエンドモレーンの下の方にゴンパがあった。そのゴンパの右上方にチョルテンがあり、その上の丘に向かって踏み跡が続いているので、高度4千メートルまで散歩してみた。

4m1

4m2

時間が許せばキャンジン・ゴンパに2,3泊して5千メートル付近まで散歩したかったがスケジュールが合わず、一泊での下山となった。雲が広がり高山から吹き降ろす風に雪が混じってきた。

Eagle

ランタンリルン氷河の奥を見たいと思っていたが、天候回復の兆しがないのでロッジに戻ることにした。猛禽類が放牧地の上を飛び、ヒマラヤらしい風景となった。

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ネパールトレッキング~3,500mのランタンへ

2012年11月23日 | ネパールトレッキング

11月11日 今日も快晴。この日は高度差1,100m程を登りランタンLangtangに向かった。ラマホテルを8時5分に出発。前夜に大体ガイドが「明日の朝は何時に何を食べる?」と聞いてくる。各自がバラバラのものを頼むと準備に時間がかかる(カマドが一つか二つしかない)ので、5人が同じものを頼むようになってきた。この日はチャパティとオムレツを頼んだ、と記憶している。

食事時間については、大体予定した時間より30分程度遅れていた。「そんなに急いで出発してどうするの?」という感じでロッジの人々は簡単に自分達の時計を変えようとは思っていないようだ。

歩き始めると木々の間からランタン峰が時々見えた。

Langtang

やがて川幅が広くなり、広大なU字状の谷となった。

Ghodatabela

ランチを食べる予定のゴダタベラGhodatabelaは近い。

ゴダタベラから3時間程歩くとランタン谷の奥にガンチェンポGanchenpo6,387mが見えてくる。高さの割に堂々とした山である。手前の集落がランタンだ。ランタンには午後4時についた。この日は歩行時間と高度差、疲労の蓄積度から見てトレッキングの山場だった。

Ganchenpo

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