バンコク2日目(3月11日)は、アユタヤへ日帰りツアーに参加する。昨日ホテル(インペリアル・クイーンズ・パーク)のツアーデスクで申し込んだもので、行きはバス帰りはチャオプラヤ川の昼食付クルーズ、1700バーツ(約6,400円)である。なお英語ガイドなので日本人参加者はいなかった。アユタヤツアーには日本人ガイドのツアーもあるが、日本で申し込んでおくべきだろう。
因みにホテルで円をバーツに換えると、2万円で5,300バーツとなった。1バーツ3.77円でありかなり高い。できるだけバーツの現金を手持ちしない方が良いので、追加でバーツの現金が必要な時はATMを使ってシティバンクの円預金口座から小額のバーツに交換した。シティバンクのキャッシュカードは円預金(無論ドルでも良い)口座を持っているとほぼ世界中の国で街角にあるATMで小額の現地通貨を引き出せるので誠に便利だ。海外旅行にチョクチョク行かれる方には便利だ。
さて朝6時30分にホテルのロビーに集合してから更にマリオット等二つのホテルを回り、7時半頃漸くバンコクを後にしてアユタヤに向かった。バンコク市内の道路は混んでいるが、郊外に向かう高速道路は空いている。最初の訪問地はバンパイン(Bang Pa In)タイ王室のかっての夏の離宮だ。かってのと書いたが今は殆ど王様の宮殿として使われておらず、国家の行事に使われることがあるということだ。いわば京都御所のようなものだろう。ここはバンコクから約60km離れている。
上の写真は人口池の上に浮かぶタイ建築のパビリオンだ。バンパインは17世紀にバンコクの前の首都として建設されたが、その後使われなくなり19世紀になってラマⅣ世が再建した。
広い敷地を巡る石畳の両脇には街路樹が植えられてその周りを小鳥が飛び回っている。写真の樹はガイドさんに聞くとマンゴーということ。何時色付くのだろうか?
植木を象の姿に刈り込んだものがあちらこちらにあった。なかなかかわいい。ところでアユタヤツアーではクルーズの代わりに象に乗るプランもあったが、象の背中は格別暑そうなので今回は止めにした。(なお他の会社のツアーではクルーズ+象というのもある様だ)
建物の中には純ヨーロッパ風の建築もある。
なお一番有名な建物は1889年に中国商工会議所がラマⅤ世に贈呈した中国建築の宮殿だろう。こちらは靴を脱いで入り内部は撮影禁止であった。それでつい外観の写真も撮り忘れてしまった様だ。なにしろアユタヤはバンコクよりも暑く37,8度はありそうだ。暑すぎると集中力が欠ける。
さてそれから世界遺産のアユタヤの寺院廃墟に向かったがそれは次のブログで。