金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

10年振りにバンコクを歩いた(1)

2007年03月12日 | 旅行記

先週末約10年振りにバンコクに旅行した。ANAハローツアーの中から「おてがるバンコク4日間」というパックを選んでみた。若い時から海外には何回も出かけているが実はこのパック旅行というのは初めてであるが、使いようによっては安くて便利なものだと思った。さて料金は燃料サーチャージ17,800円を入れて96,750円でバンコク3泊4日である。

ところで約10年振りにバンコクに旅行したと書いたが、正確に言うと私が前回ビジネスでタイに行ったのは、1997年5月のタイの通貨危機以前のことだった。年率9%の成長率を維持してきたタイ経済は通貨危機で大打撃を受け、株価はピーク時の1割強にまで下がり経済は停滞をした。なお98年にはマイナス10%となった経済成長はその後回復し、現在は6%程度である。まあこの辺りの話は別の機会があれば書こう。

さてホテルはスカンビット通りの巨大なホテル「インペリアル・クイーンズ・パーク」に泊まった。第一日目はパックの市内観光でお決まりの「暁の寺」大きな涅槃仏がある「ワット・ポー」「エメラルド寺院と王宮」に行く。私は一度見ているがワイフは初めてなのでそれなりに喜んでいた。

写真は暁の寺・ワットアルンである。

Akatuki1

10年前はこのトウモロコシの穂先の中腹まで急な階段を登ることができたが、今は立ち入り禁止になっている。ガイドさんに聞くと「10年程前事故があり立ち入り禁止になった」とのこと。このトウモロコシに上から対岸を眺めると素晴らしかったのだが・・・・

金色の涅槃仏は圧倒的である。写真を撮っても良いということになっているので何枚か撮らせていただく。

Nehan1

Nehan2

タイは熱心な仏教国であるが、意外に仏様の写真を撮らせてくれる。今回回った中で写真撮影が禁止されているのはエメラルド寺院の御本尊のヒスイのお釈迦様だけだった。これは人々の信仰の度合いなどで撮影禁止かどうか決まるということだろうか?

下はそのエメラルド寺院の本堂の前に位置する手前から舎利塔などの写真である。

Sharito

エメラルド寺院は翌日チャオプラヤ川から撮ったきれいな写真があるので、それを紹介することにして、隣接する王宮の中の迎賓館の写真を下に載せた。

Geihinkan

タイの建造物の特徴は実に様々な建築様式が混在しながら、独特の調和を保っていることである。これはビクトリア朝の雰囲気を伝える建築だろう。映画「アンナと王様」で分るようにタイ王室(現在のチャクリ朝)は中々開明的である。もっともタイの王様と白人女性の恋愛をテーマにしたこの映画はタイでは上映禁止ということだが。

タイの旅行話を書き出したが、もう眠くなったので残りは今度にしよう。

コメント
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