今日の昼、有楽町のビックカメラで新発売のオリンパスE510 を買った。今日が発売日であるから、相当なオリンパスファンに思われたかもしれない。実際今年の春に510発売のニュースリリースがあってから今日が待ち遠しかった。
一眼レフユーザーは「交換レンズ」で縛られている。私は今使っているE300 を買って以来、望遠レンズからマクロレンズまである程度のレンズを揃えたので、この資産を活かすためにはオリンパスの一眼レフに縛られるのである。
一眼レフメーカーのビジネスモデルという点で考えると、いかに早い段階でユーザーに交換レンズを買わせ、自社に縛り付けるかが一番のポイントかもしれない。デジタル部品の塊であるカメラに比べて、光学製品であるレンズの機能的寿命ははるかに長いからレンズが決め手となる。
ところで何故ビックカメラで買ったかというと、ポイントが貯まっていたからだ。何故ポイントが貯まっていたかというと、新しい一眼レフを買う時使う様にパソコンを買う時もビックカメラで買ってポイントを貯めていたからなのだ。
ビックカメラのビジネスモデルは、ポイントを付与することで、リピーターを増やすことである。
今日の私はオリンパスとビックカメラの販売政策に見事にコントロールされた、扱い易いお客さんだった。しかし私は新しい一眼レフに満足だ。E510は「手ぶれ防止」「ダストリダクション」「ライブビュー」という一般ユーザー向け一眼レフとしては最先端の機能を持った機種だ。
この週末はカメラにはまって遊ぼう。新しいおもちゃを買って貰った子供のように私はうれしい。たとえオリンパスやビックカメラに手玉に取られていたにしてもうれしい。今の私は純情な小娘にような気持ちである。