夜私の家の2階から田無タワーのてっぺんを見ると紫色の切子グラスの様に輝いている。田無タワーのライトアップは翌日の天気予報に合わせて変えている。紫色が晴、黄緑色が曇、青色が雨だ。
昨日のライトアップはきれいな紫色だった。2階の窓に望遠レンズを据えて写真を撮ってみた。
上の写真は露出1/10秒、ホワイトバランス6000k(曇天)で撮影したものだ。青色が目で見たよりも強く出ている。
上の写真は露出1/8、ホワイトバランス7500k(晴天の日陰)で撮ったもので目で見た感じよりも白っぽく写っている。
上の写真は露出1/10秒、ホワイトバランス5300k(晴天の屋外、花火を取る時)で撮ったもので一番見た感じに近くなった。
この夜色々カメラの設定を変えてライトアップの紫色を再現しようとしたが満足の行く結果は出なかった。理由は3つ考えられる。「腕が良くない(露出やホワイトバランスの設定が十分でない)」「カメラの色再現能力が低い」「そもそもライトアップは橙色と青色を合成して紫色に作り出しているが、人が肉眼を通じてとらえる色とカメラが分析的にとらえる色では異なる」
さあどういうものだろうか?
夜空に浮かぶ紫色の切子グラスの再現は簡単ではない。