暑い日が続いている。今年は7月が余り暑くなかったので、お盆前の暑さがこたえる。今日(8月11日土曜日)は涼を求めて桧原村(五日市の少し先)の払沢(ほっさわ)の滝に写真を撮りに出かけた。この滝は日本の滝百選に選ばれている。
滝下には2,30台は留められる駐車場があり、そこから10分程歩くと払沢の滝に着く。滝のまわりはひんやりとして気持ちが良い。5,6人に人が滝を見に来ていた。
下の写真は標準レンズを使い滝の全景を撮ったものだ。シャッター速度は1/4秒にして水の流れる感じを出してみた。
滝の写真を取る目的は全体の姿をおさめるという記録的なものよりも、滝の持つ迫力を捉えたいということにある。
迫力を出すには望遠レンズを使うに限る。日本の滝は木立に覆われて暗いものが多いので、高級な明るいレンズを使うことがポイントだろう。この写真はZuiko Degital 5-200mm 1:2.8-3.5を使っている。シャッター速度は1/6秒だ。
下の写真はシャッター速度を1/500秒にして滝のしぶきを固定してみた。これはこれで涼しげな感じがする。
払沢の滝の手前の枝沢に小さな滝がかかっていた。無論名前はないが写真にとると涼しげになった。
車に戻ると真夏の太陽で火の車になっていた。
涼しゅうてやがて苦しき滝見かな 北の旅人