4月の最初の土曜日(4日)ワイフと秩父の奥の長瀞に桜を観に行った。天気は今ひとつだが、一週間ほど前に西武のレッドアロー号をネット予約したので頑張って出かけることにした。ワイフに「この週末辺りはレッドアローは満員だぞ。早めに予約しておいて良かったと思うよ」と言っていたが、実際所沢からレッドアローに乗ってみると、半分位しか乗客はいなかった。天気のせいか、不況のせいかはしらないけれど、こちら方面へお出かけの人は少ないようだ。
お昼前に秩父に着き。秩父鉄道へ乗り換えるべく「お花畑」駅に歩いていくと、途中にこじゃれたレストランがあったのでお昼を食べる。レストランの名前はマチエール。私はランチ(鯛のポアレ)を食べた。値段(1000円)の割には美味しい。ただし店のBGMが少しうるさいのと、パンとライスの選択ができずライスだけだったのが残念だ。
ランチを食べている間に一本電車を逃した。次の電車まで半時間位間があったので、お花畑駅に近い慈眼寺というお寺に寄る。
長瀞については午後1時過ぎ。桜並木を歩いて、法善寺という枝垂桜で有名なお寺によって一駅先の「野上駅」まで行くことにする。
法善寺に行くには荒川を渡る。ちょうど川降りの船が下りてきたので写真を一枚撮った。
法善寺には観光バスも来ていた。この界隈では有名な桜がある。
だが空が曇っているので花はさえない。またこの枝垂桜は樹齢が若いせいか今ひとつ妖艶さがない。桜の下にカタクリの花が咲いていた。
法善寺を出て野上駅に向かって歩き出したところで、山すその民家の庭先に姿の良い桜の木があったので、望遠レンズで1枚写真を撮った。
今日見た中で名もない?この桜が一番立派で色も良かった。
野上駅で又半時間程電車を待った。
退屈なのでオリンパスE-30のアートフィルターを使ってトイカメラ風の写真を撮る。帰りは寄居から八高線に乗ろうと思ったが、次の電車まで半時間以上待ち時間があるので、東武線で帰った。東武線から西武線へは川越で10分程歩いて乗り換える。
乗り換えと待ち時間に疲れたワイフが「洗濯物を取り入れないと・・・」と少しイライラしていたので、ワイフを先に帰し私が夕食のすき焼き材料を買って帰った。疲れた割には今ひとつの長瀞の花見だった。