金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

定額給付金で万年筆

2009年04月12日 | うんちく・小ネタ

喧々諤々の議論があった給付金だが、私の住む西西東京市で何時支給されるのかは知らない。元々給付金の金額程度の無駄遣いはシバシバしているので「給付金を何に使う」という明確なアテはなかったが、偶々(たまたま)最近購入した万年筆の金額と符合するので定額給付金をもって万年筆を買ったことにした。

少し前まで万年筆は日記を書くためにほぼ毎日使用していた。ところがブログを書くようになって紙ベースの日記は書かなくなった。それとともに万年筆を使わなくなり、愛用の「モンブラン」の書き味もすっかり悪くなってしまった。万年筆は毎日のように使わないと悪くなるという中々難しい代物である。「モンブラン」は暫くオーバーホールに出すつもりだが、これを機会に代役としてパイロットの実用品を一本買うことにした。日記を毎日書かない今、万年筆を何に使うのか?というと仏教書など日本の古典に関するメモを取る機会が増えたからだ。古典絡みの当用漢字外の漢字をパソコンに入力するのは面倒なのでとりあえず紙に記録する。その時万年筆を使うと気持ちが良いのだ。

パイロット万年筆は色々な価格帯の商品があったが給付金程度の商品を選んだ。実用品としてはこれで十分である。新聞等で「定額給付金の使い道アンケート結果」などを見ても「万年筆」という使い道は出ていない。安いボールペン等が普及している現在、定額給付金を使って万年筆を買おうなどという発想は起こらないのだろう。

だが万年筆にはボールペンにない「字を書く楽しさ」があると私は思う。いにしえの人の名文や和歌・俳句などを万年筆でつづるひと時は中々良いものである。

Fountainpen

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「岳人」に載る

2009年04月12日 | 

「岳人」5月号(4月15日発売予定)に私の記事が載った。「私も山が好き」というシリーズに登場したのである。「岳人」は月刊の山の専門誌であり、一般には余り知られていない。ブログを書こうと思って「ガクジン」と入力しても漢字変換をすると「楽人」という字が出てくるだけだ。それ程に有名ではない。だが雑誌「岳人」も読み手の層を拡大するべく、私のようなロートルのヤマヤ(山屋)まで引っ張り出すようになったようだ。

岳人から取材アプローチがあったのは数ヶ月前のこと。この「金融そして時々山」というブログを見て「私も山が好き」のコーナーへの登場をお願いしたいとのことだった。諸先輩を差し置いて登場するのも小恥ずかしいが「自然愛好」と「中高年の登山推進」の観点から快く応諾した次第だ。

「岳人」(あるいはその仲間の雑誌「山と渓谷」)には学生時代多少パイオニアワーク的な山登りをしていた時、1,2度投稿した記憶がある。あの頃これら山岳専門誌を読んでいたのは、学生・社会人の登山フリークな連中だったが、今は様々な「山好きの人」が愛読されているのだろう。なれば中高年になっても少年の日々を忘れず、山を歩いているオッサンがいることを知って貰い、多少の元気をお分けすることができるならばこれに勝る幸せはない。

取材では問われるままにこれからの「山の予定」として自分が選定した「雪の50名山」を登りたいと言った。「雪の50名山」は継続中のプロジェクトである。先月は蓼科山に登った。今月は登らないが、来月は山岳部のOB連中と「飯豊山」に行こうと思っている。風呂敷を広げてから、実行を伴わせるのも悪いことではないだろう。

一緒に山に登ろういう人、あるいは山に関するアドヴァイスをお求めの方、いつでも何でもお気軽にご紹介ください。メールはtosakai@blue.ocn.ne.jp です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする