金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

おっちゃん達、冬の北八ヶ岳で遊ぶ~北横岳編

2010年02月21日 | 

2月21日日曜日快晴。ペンション「四季の丘すばる」の朝は、庭先のエサ台に集まる小鳥の声で始まる。

Uso

右の小鳥は鷽(うそ)だ。左の小鳥はコガラのような気がするがよく分からない。ペンションの奥さんの話では15種類位の野鳥が来るそうだ。マスターによるとこのペンションは山好きの人が泊まりに来る宿だとか。夕食の岩魚のい塩焼きや朝食のサラダ、オムレツが美味しかった。

さて今日はピラタスロープウエィから北横岳に登る日だ。9時始発のロープウエィで山頂駅へ。ボーダーやスキーヤーに混じって、山登り姿の人も結構沢山ロープウエィに乗っていた。

9時25分登山開始。10分程平坦な坪庭を歩くと、急なジグザグ道となり、1時間弱で横岳南峰に着いた。到着時間は10時21分。

Kitayokochoujyou

写真は横岳・北峰から南峰を見たところ。南峰の向こうには南アルプスが見えている。

Tatesinayama

昨日登った蓼科山が目の前に見える。その右手は後立山連峰だ。今日は昨日よりも遠くの山がはっきり見える。朝なので空気が乾いているからだろう。

北横岳には次から次と登山者が登ってくる。ロープウエィの終点から1時間で登ることができるお手軽な冬山だからだ。

帰路は時間があったので、三ツ岳経由で天池峠を回って笹平(ロープウエィ終点)に戻った。

写真は三ツ岳だ。

Mitudake

坪庭ルートに較べると人通りは全く少ないし、ちょっとスリリングな急斜面の降りもあるので、面白いルートだった。

ロープウエィに戻ったのは正午過ぎ。後は温泉・ビールとお決まりのコース。午後3時17分のスーパーあずさで帰京。こうしておっちゃん達の冬山登山は無事終了した。

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おちゃん達、冬の北八ヶ岳で遊ぶ~蓼科山編

2010年02月21日 | 

2月20日(土曜日)と21日(日曜日)会社の山の仲間と北八ヶ岳に山登りに出かけた。一日目は北八ヶ岳最北端の独立峰・蓼科山を登り、二日目はピラタススキー場から北横岳を散策した。両日ともほぼ快晴。絶好の登山日和だった。

2月20日あずさ3号で茅野へ。茅野には9時51分到着。トレンタ君で借りたレンタカーで蓼科山登山口の女神茶屋を目指す。女神茶屋には11時前に到着。20台位駐車できるビーナスライン両脇の駐車場はほぼ満杯で駐車スペースがないか?と一瞬どきりとしたが、運良く一台分のスペースが残っていた。駐車場からアイゼンをつけて蓼科山(2530m)に向けて出発。駐車場の標高は1730mだから丁度800mの登りである。

蓼科山への道は、山麓の蓼科温泉辺りから見ると、真っ直ぐな道筋がよく見えるとおり、急坂の直登である。雪は良く踏み固められていてスノーシューは不要だ。途中平坦な部分が二ヶ所でてくるが、その前後の坂は急でアイゼンを履いて登るとふくらはぎに負担がかかるほどだった。

私は冬山用の下着にフリースのプルオーバー1枚という軽装で森林限界まで登ったが、寒さを感じることはなかった。しかし頂上部はさすがに25百メートルを越える独立峰だけあり、かなり寒かった。

11時15分に駐車場を出て、頂上の一角についたのは2時10分頃。夏の標準登山時間は2時間半だからそれよりは少し時間がかかった。だが厳冬期の登山時間としては早い方だろう。

Topofthetatesina

蓼科山の広い頂上の北端には方位版がある。ここから見ると美ヶ原の向こうに北アルプスが見えたがややかすんでいた。

はっきり見えたのは南アルプスの仙丈ケ岳、甲斐駒ケ岳、北岳など。むろん赤岳、阿弥陀岳など南八ヶ岳連峰も指呼の内だ。

30分程頂上で景色を楽しんだ後、2時40分過ぎに下山開始。

Gezan

3年前に春の雲取山登山で始まった会社の登山同好会だが、とうとう真冬の蓼科山を登るまでエスカレートしてきた。

Gezann2

下山の足取りはややおぼつかなく見える時もあるが、この急斜面と不安定な真冬の雪ではしかたがない。むしろおじさん達の健闘を讃えるべきである。

樹林帯に入ると風は弱まり気温も上昇してきた。途中で即席ラーメンを食べたりしながら、ゆっくりと歩く。

Footprint

午後4時、漸く陽が傾き、ウサギの足跡の上に長い木の影が伸びてきた。駐車場はもう近い。4時半に駐車場に戻ると我々の車の他には1台しか車は残っていなかった。我々も急いでこの日の宿、ピラタスの丘の「四季の宿スバル」に向かった。

☆    ☆    ☆

積雪期の蓼科山登るのは去年に続いて二回目である。去年は一人で車を飛ばしてきて駆け上った。一人の山は気楽で味わい深い。私は一人の山が好きだ。だが親しい仲間と登る山も楽しい。仲間達が今日の山は良かったという時、山登りをしていて良かったと思う。

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