金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

ガーラでオフピステを楽しんだ

2011年03月03日 | スポーツ

3月3日木曜日、ガーラ湯沢に日帰りでスキーに出かけた。3月というと期末月。何かと忙しいが、木曜日はガーラ20周年記念ということで、格安パッケージがあるので、休みを頂くことにした。

朝8時30分に大宮から新幹線に乗るので、自宅を出る時間は通勤と変わらない。新幹線は上毛高原駅の手前のトンネルまでは、晴天の下を走っていたが、上毛高原からは雪である。都会で暮らしていると、煩わしい雪だが、新雪は一つの楽しみを提供してくれる。それはオフピステ(ゲレンデ外の圧雪されていない雪の斜面)を滑る楽しみだ。新雪は山スキーで滑ることはあるが、ゴマカシ、ゴマカシの滑りである。今日はしっかりとしたコーチについて新雪滑りを学ぶことにした。スキーのプライベートレッスンは生まれて初めてだが、交通費とリフト代が格安なので、プライベートレッスンを奮発することにした。今回のパックは「往復新幹線代+リフト券+スキーレンタル(1千円)+スキーレッスン1千円割引」で6,200円(大宮往復)というものだ。新幹線片道が6千円以上するから大変お得である。

当初は2時間のプライベートレッスンを希望していたが、予約していなかったので、スクールの都合で1時間となった。1時間のレッスン料はパックの割引券を使って8千円だ。高いような気もするが、1時間のマッサージでも5千円は取られるから、こんなものあろう。だってコーチに来てくれた人は原大虎さん。長野オリンピックでモーグル決勝に進んだ人である。

さて原コーチについて北エリアの「スーパースワン」という非圧雪のコースで新雪の滑り方を学んだ。原コーチがまず教えてくれたことは「新雪の滑りとゲレンデの基礎スキーの滑り方は違う」ということだ。ではどのように新雪でターンをするかというと「二本のスキーをやや幅広に構える」「ターンの手前で伸び上がり、回転外側の肩を回転方向に回すことで素早くエッジを切り替える」「エッジを切り替えたら回転する外足かかとに体重をかけて伸ばし、内側の足はやや折り曲げる」というものだった。

でも言うは易く行うは難いのがスキー。原コーチの後をついて滑るが中々納得のいく滑りは出来ないものである。そして疲れた。新雪の中で転倒すると痛くはないけれど、立ち上がりが大変だ。随分を汗をかいた。

プライベートレッスン終了後、またオフピステを滑ってみた。スムーズさに難点はあるものの、新雪の中である程度スキーを取り回す目処が出来てきた。少なくとも学習目標ははっきりしてきた。また普通のゲレンデ滑降も随分良くなったと思う。プライベートレッスンの効果は少なくとも今回は大だったと私は思っている。

☆    ☆    ☆

年を取っても学ぶということは大事だと私は思っている。学ぶことで限界が広がるからだ。そして謙虚になれるという副次効果もある。

プライベートレッスンは贅沢に見えるかもしれないが、グループでレッスンを受けると、一人が教えて貰っている時間は1÷受講生の数だ。つまりレッスン密度は低い。これに対してプライベートレッスンは密度が高い。費用対効果の観点からプライベートレッスンは十分意味のある選択だと私は考えている。

コメント
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