10月8-10日の三連休、某ロータリークラブのトレッキング同好会の皆さんと常念岳から上高地まで歩いた。昨年も秋に常念岳の一の沢登山口から、蝶ヶ岳を越えて三股へ下っている。秋の常念岳は何回登っても素晴らしい。
8日土曜日あずさ3号は10分程遅れて10時45分頃豊科に到着。予約していたジャンボタクシーで一の沢へ。11時半登山開始。
秋山の楽しみは紅葉だが、今年は色づきが悪いと言う話だ。中々綺麗な赤い葉はみつからない。
午後3時17分最後の水場通過。午後4時15分常念乗越(常念小屋)到着。槍から穂高につながる山岳風景に一同感動する。去年のメンバーに比べると到着時間が約1時間遅いがメンバーの長老は72歳だから大健闘である。
明けて9日この日が本番である。快晴。朝食後ご来光を拝む。
槍ヶ岳が赤く染まった。
5時50分常念岳頂上へ登山開始。となりの横通岳がだんだん低くなっていく。
8時20分常念岳頂上到着。コースタイムを1時間以上オーバーしている。前日の疲れが残っているのだろうか?
穂高連峰が凛々しい。
最低鞍部の手前にお社の屋根のような岩があった。
岩稜を辿る足取りは重く時間がどんどん過ぎていく。横尾分岐の手前でバテ気味の人の荷物を担ぐことにした。このところ人の荷物を担ぐことが増えている。先週の苗場山でも下山時に荷物を担いだ。
午後2時ようやく横尾分岐到着。予定から2時間以上遅れている。ここで健脚の1名に横尾山荘まで先行して貰った。私はその後二人分の荷物を担いで深い森の道を1千メートル下った。午後4時5分横尾山荘到着。最後のメンバーが到着したのは5時前だった。常念岳から横尾のルートはこのパーティには少し厳しかったようだ。お酒好きの皆さんもこの日は夕食のビール一本でことりと寝てしまった。
明けて10日。今日も良い天気だ。昨日の疲れもとれて皆さっそうと上高地を目指した。時間があるので明神池に立ち寄り、嘉門次小屋でイワナの塩焼きを食べた。900円は少し高いような気がするが中々美味だった。
10時40分予約していたジャンボタクシーに乗り、大正池で穂高と焼岳の姿を楽しんでから松本に向かった。松本到着12時15分。こうして2年連続の常念岳登山はなんとか無事終了した。