10月24日(土)・25日(日)に会社の山仲間と上州・武尊山(ほたかやま)登山に出かけた。会社の山仲間といっても、社外の参加者が増え、総数9名である。以前は車1台で出かけていたが、今回は車3台に分乗して水上を目指した。武蔵野線東所沢駅を午前10時に出発、多少渋滞はあったが、昼過ぎに水上に到着し、JR水上駅前で蕎麦・ラーメンの遅い昼飯を食った。
この日泊まったのは宝台樹キャンプ場のロッジ「ほたか」。白樺の森の中にオートキャンプ場が広がる気持ちの良い場所だ。http://www.hotakasan.co.jp/camp/
私はテントを張りたかったのだが、「寒そうだ」などと仲間の反対が多く、全員でロッジ泊まり。素泊まり一人3,500円。夕食はバーベーキューセット一人1,200円だ。これに水上のスーパーで買い足した食材を合わせて満腹になるまで飲み食いした。
話は前後するが、キャンプ場に到着した後、5分位車を走らせて、まず「裏見の滝」に出かけた。「裏見の滝」というのは滝の裏側から滝を見ることができる滝のことで日光の裏見の滝が有名だ。なお現在ここの裏見の滝は落石の危険性から滝の裏側に回ることは禁止されている。
車でのアプローチしかない場所なので観光客は余り多くない。
次に車を坤六峠(尾瀬へ抜ける峠)方面に回し、「照葉峡」で紅葉を見た。照葉峡には翡翠の滝など幾つかの観光スポットがあるが、駐車場がほとんどないので車で行った場合大部分を割愛することになる(まあ、平日なら路肩駐車もできるが)。
比較的上流に近いところに駐車可能な場所があったので、車を止めて流れまで降りて紅葉を楽しむ。
照葉峡からキャンプ場に戻る途中で奈良俣ダムに立ち寄る。これはロックフィル式の多目的ダムだ。
この日は曇り空で空気が湿気を帯びているので、紅葉に透明感がないのが残念だった。
「裏見の滝」「照葉峡」「奈良俣ダム」この3箇所を回って大体3時間程度。私は水上の奥の隠れた紅葉スポットだと思っている。
なお宝台樹キャンプ場は空いていてロッジに隣接したバーベーキューサイトには我々の他一組の中年のご夫婦がいただけだった。晩秋のキャンプ場は寂しい。しかし真っ赤に焼けた炭火に肉やソーセージ、野菜をあぶり、親しい仲間と酒を酌み交わす一夜は本当に楽しかった。