ゴーヤの芽が、ようやく出ました。
種は昨年なったアバシゴーヤの実から採ったもの。
2週間前に、ひと晩、水に漬け、それから芽だしを3日ぐらい。1ミリぐらい芽(というか、根)が出てきたので土に埋めました。以来、10日。時間がかかるもんです。
双葉に種の皮が、片方だけ、まだくっついています。奥にもうひとつ生えかけているのは、皮がそのままです。
ひとつのポットに2つずつ種を蒔いて、最終的にはひとつを残すようにしています。
トウモロコシも芽を出してきて、夏の作物が揃いました。
狭い敷地内であれこれ育てるために、今日はコンテナを置く台を製作。日当たりのよいところを求めて、移動させながら育てるつもりです。
今日の談志師匠のCDタイムは「木乃伊とり」。これも、このCDセットでは2度目の登場。前回から5年経って、演出がかなり変わっています。
吉原へ居続けの若旦那を呼び戻しに行く、番頭、鳶の頭、飯炊きの清蔵、そして店の芸妓、さらには年老いた奥方まで、それぞれ特徴がくっきりと色濃く、とても成長しているように感じました。
特に、清蔵。前回は、ちょっと円生師匠の演じる田舎者っぽい照れがありましたが、今回は生真面目な部分も、厚かましい部分もずっと派手で、破天荒。吉原に乗り込んで、酒が入ってからの大騒動は、まあ、大変なもの。
こんなにたくさんのキャラクターを、説明なしにポンポンポンポンと入れ替わり立ち代わりさせ、聴く者をまったく混乱させない。家元の演技力は、やはり、並大抵のものではありません。