薹(とう)の立ったサラダホウレン草に花が咲きました。
ホウレン草は雌雄異株だそうで、これは雄花。
何がどうなっているのか、よくわからない花です。オシベがあり、花粉をまき散らすのでしょう。
こちらが雌花。
花びらはないようですね。メシベがいくつかにわかれて伸びています。根元に膨らんだ子房が見えます。ここが種になるのでしょう。
ホウレン草はアカザ科。アカザも、その仲間のシロザも、食用になるんですね。ペルシャあたりが原産地らしい。
今日の談志師匠のCDタイムは「雑感」。詳しくいえば「東横落語会雑感」のようで、昨日、聴いた最終回より10日前に同劇場でおこなわれた独演会の1コーナーらしい。
「東横落語会の感想なんてないんだよ」と言いながら、きちんと来歴を説明しています。安藤鶴夫の企画、湯浅喜久治のプロデュースで始まり、当初は文楽・志ん生・円生・三木助・小さんがレギュラーだった。身に付けるものから何から一流好みの湯浅が手がけただけに、落語会の頂点として存在した。そこに意義があったのだろう、と。
談志師匠にとっても、この会は特別のものだったのではないかなぁ。たった1度だけど、ナマの高座を見聞できたのは幸せでした。しかも、通して聴いた中でも1、2の出来だった「代書屋」の回だったし。