金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

カタクリの御前山

2007年04月06日 | 

今日(4月6日)奥多摩の御前山(ゴゼンヤマ)1405mに登った。本来この週末は鳳凰三山に行く予定だったが、相棒M君が風邪を引いたため近いところを一人で歩くことになった。今日は金曜日、会社を休んできたので山は空いている。奥多摩湖畔の無料駐車場に車を止めて午前9時ちょうど一人で奥多摩湖の東端つまり小河内ダムの上を歩いて登山道に入る。登山道は登り初めから急登だ。特に最初の標高差160m程がきつい。ところどころトラロープ(工事用の黒と黄色のロープ)が張られている。登山道の右はほぼ垂直に奥多摩湖まで切れているので中々迫力がある。

この登山道はカタクリの花で有名だ。杉の植林がクヌギの林にかわる辺りからカタクリの葉が見えるが花はまだ先のようだ。と思っているとなんと登山道の真ん中に一輪だけカタクリが咲いていた。

Katakuri_1

後にも先にも今日のカタクリはこれだけだった。御前山の前山になる惣岳山の手前まで登ると雪が出てきた。数日前に降った雪なのだろう。雪と霜柱が解けて急な斜面をヌルヌルにしている。「下りがきついよなぁ」などと思っている内に惣岳山に着き、小さなコルを越えて御前山に到着。時計を見ると11時35分だった。先客が一人頂上にいた。私より少し若そうな男性である。四月早々平日の奥多摩を歩くとは中々の山好きと見たが如何だろうか?それにしても人が少ない山は良い。

簡単に昼食を済ませて11時55分頂上を辞する。頂上からは東京都の最高峰雲取山が正面に見えた。

Kumotoriyama_1

尾根通しの急な山道にも目を楽しませてくれるオブジェがある。

Objet1

Objet2

汗をかきながら登った急な山道も下りは早くあっという間に、奥多摩湖の上まで戻ってきた。

Okutamako

この登山道は奥多摩湖を鳥瞰する一番良い道かもしれない。ダムサイトの手前にはツツジが咲いていた。

Tutuzi

ダムサイトで桜の写真を撮ろうとするが、風が強く中々気に入る写真が撮れないが、何とか湖水をぼかした1枚を撮る。

Sakura1

ダムサイトについてのは午後1時30分丁度。登り2時間半、下り1時間半のちょっとした登山だった。この後JR奥多摩駅近くの日帰り温泉「もえぎの湯」で汗を流して小さな山旅を終えた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする