1月10日(日曜日)生まれて初めて成田山心勝寺にお参りに出かけた。特段の理由はないが、ワイフが一度成田山に行きたいと言っていたので、お正月は避けてその次の休みに出かけた次第。自宅(西東京市)からの所要時間は、日暮里から京成の特急に乗って大体2時間少しだ。成田の駅を降りて人の多さにびっくり。ただただ人の波に乗って山門(総門)を目指す。参道途中の食事どころは11時前だというのに、早くも行列ができていた。特に混んでいたのは「うなぎ」の看板が出ていた「川豊」だ。「このお店、テレビに出ていたわ」と人波の中から声が起きる。帰宅後調べてみたらフジテレビ「もしもツアーズ」に昨年12月に出ていたそうだ。
総門から仁王門を経て大本堂に至る。ここが人の波のピークだ。写真を撮る余裕もなくあたふたとお参りを済ませて、奥にある奥の院をめざす。奥の院の左手に「額堂」という絵馬を奉納したガラーンとした建物があった。天井の絵馬を写真に撮った。
奥の院は大本山に較べるとはるかに空いていて簡単に内陣まで上がることができた。ここのご本尊は大日如来で脇に不動明王が奉られている。不動明王は大日如来の化身である。大日如来とは仏教世界の至上の統一を象徴していると言われる汎仏陀である。
奥の院から更に奥に進むと平和の大塔がある。
広角レンズを着装していったので全貌を収めることができたが、標準レンズではスケール感を出しにくいほど大きな建物だ。
参道に戻ると正午前だった。川豊の近くまで戻ったところで「菊屋」といううなぎ中心の和食の店に入った。こちらは川豊ほどは混んでいない。ただしこのお店もスピルバーグやトム・クルーズが来たこともあるほど有名な店である(帰ってからグルナビで調べて分かった)。
とにかく成田山の参道にはうなぎや川魚料理の店が多かった。昔の人は成田山お参りを理由にご馳走を楽しんでいたのかもしれない。お不動様、サマサマである。