1月23日(土曜日)と24日(日曜日)、会社の仲間二人と三峰神社から雲取山に登り、JR奥多摩駅まで縦走した。1日目(23日)は所沢7時52分発のレッドアロー号で秩父へ。三峰神社行きのバスは9時10分発。終点三峰神社まで行った山仕度の人は我々を含めて12名だった。10時30分バスの終点三峰神社到着。私は昔ワイフと車でここにお参りしたことがあるが、同行の二人は初めてなので、登山の前にまず神社にお参りする。
三峰神社は荘厳で立派だ。11時に神社を出発してまず霧藻ケ峰(1523m)を目指す。ここには休憩小屋があり、コーヒー・お茶一杯300円なので頂くことにして昼食を取った。到着は12時20分頃。北部の景色が素晴らしい。
上の写真は休憩小屋の前から撮った両神山だ。ギザギザの稜線の右手の白い山は浅間山だ。写真には入っていないが右手に谷川岳の白い姿も見えた。
白岩山(1921m)の手前1800m付近から軽アイゼンを着ける。積雪は多いところで30cm程度なのだが、今日のルートは北面なので凍っているところが多かった。14時55分白岩山到着。真っ青だった空はいつの間にかどんよりと曇り、ちらほらと粉雪が舞ってくる。白岩山からは芋ノ木ドッケというピークの西側を巻く。この辺りが三峰ルートの一番の難所だろう。
16時12分の雲取山荘到着。この日の宿泊客は30名程度ということだ。夕食は18時からというので、仲間とワイン・日本酒パーティをする。8畳程の部屋は我々独占で気持ちが良い。部屋の電気炬燵は一晩中暖かかった。一泊二食7,500円というのは中々お値打ちであると私は言いたい。
24日5時半起床。朝食は5時50分から(前日のアナウンスは6時から)。食事の前の小屋の写真を一枚撮る。
午前6時40分雲取小屋出発、まず雲取山を目指す。7時10分雲取山到着。
富士山から南アルプスの北岳、甲斐駒ケ岳、千丈ケ岳、赤石岳などまじかに見える。
雲取山から南にお下る斜面は写真のとおり雪がたっぷり着いている。登りに着けたアイゼンは暫く着けたままにして、七ツ石山を越え高丸山で外した。
今日は一日富士山につき合って貰う。鷹ノ巣山(1737m)に11時20分到着。このピークが今日雲取山からの下山路に使った石尾根の中間点にあるピークだ。11時20分に到着して20分程休憩した。
鷹ノ巣山まで高丸山など幾つかのピークの上り下りを繰り返してきた石尾根ルート(実は巻き道もあった!)も鷹ノ巣山からはほぼ降りのみとなった。六ツ石山から急斜面を降り切ると、三ノ木戸林道に降る道が出てきた。最初は石尾根を奥多摩まで下る予定だったが、少し楽そうに見える三ノ木戸ルートを取ることにした。林道到着は14時、そこから舗装された林道や細い間道を歩いて奥多摩駅には14時55分に到着。奥多摩駅の2階の食堂で乾杯!
こうして今年最初の登山は無事終了した。
冬の雲取山。私が選ぶ「雪の五十名山」に入る良い山だった。