【日本三名瀑】
「日本三大雑学事典」は日光の「華厳の滝」、和歌山県の「那智の滝」、茨城県の「袋田の滝」が三名瀑とされています。ただし「日本三大雑学事典」は「袋田の滝は前二者ほど有名でないことから宮城県の秋保大滝、富山県の称名滝、静岡県の安倍の大滝、岐阜県の白水の滝などが替わりに入っている場合もある」としていますので、これらの滝も正解にします。なお個人的には落差の大きさから称名の滝は三名瀑に入れるべきだと考えています。
【三大河川】
信濃川、利根川、石狩川です。私は信濃川と利根川は最源流部を歩いたことがあります。信濃川の源流は千曲川で秩父山系の甲武信岳に源を発します。千曲川遊歩道という気持ちの良い道があり、散策は比較的簡単です。利根川の源流は冬は数メートルの雪に覆われ、夏は深く狭い峡谷となっており、簡単に人を寄せ付けるところではありません。石狩川の源流は石狩岳です。登ったことはありませんが、いずれ登りたい山の一つです。
【三大渓谷】
正解は北から清津峡(新潟県十日町市)、黒部峡谷(富山県)、大杉峡谷(三重県)ということです。
【三大珍味】
唐墨(からすみ)、海鼠腸(このわた)、雲丹(うに)です。唐墨は魚(ボラが有名)の卵巣を塩漬けにして、塩抜きをしてから天日で乾燥させたもの。海鼠腸はナマコの腸の塩辛。雲丹はウニの中身を取り出して塩漬けにしたもの。いずれも塩分が多いので食べ過ぎると健康に良くないかもしれません。また昔の日本酒は甘みが強かったのでこのように辛いつまみが適したのでしょうが、今はお酒が辛くなっているのでもっとさっぱりした味の方が良いと私は思っています。
【三大そば】
戸隠そば・出雲そば・わんこそばです。長野県の戸隠では昔から、戸隠神社へ詣でる信者にそばを振舞ってきました。秋分のころには「戸隠そば祭り」が開催されるということです。出雲そばの特徴は麺が黒っぽいことです。これは黒い殻をむかないで、そばの実をそのまま引いているからです。わんこそばは岩手県の名物、食べたことはありませんが、一般人で何杯位食べられるものでしょうか?
【三大うどん】
北から稲庭うどん・水沢うどん・讃岐うどんですが、讃岐うどんの知名度が圧倒的です。稲庭うどんは干しうどんの最高峰ですが、お値段もはります。水沢うどんは伊香保温泉にある水沢観音の茶店で参拝客に供されたのが始まりということです。讃岐うどんは高松に出張すると大抵お昼に食べます。トッピングを少な目にするとワンコイン(500円)以下で食べることができる庶民的なところが良いですね。イオンモールむさし野ミューで映画を観た後、その中の讃岐うどんの店(セルフスタンド形式)によることがありますが、他のお店(石焼ビビンバなど)よりいつも混んでいます。