金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

NPOな一日

2013年05月21日 | うんちく・小ネタ

昨日(5月20日)は私にとってはNPO関連の活動が重なった日だった。昼過ぎには真宗大谷派の方とお会いして、セミナーでの講演を依頼して快諾を頂いた。3時からは相続学会の理事会とセミナー。そして6時過ぎからは如水会館で日本トレッキング協会の設立10周年パーティ。

市毛良枝さんの顔でも見れたらいいな、と思って参加したのだが、市毛さんは参加されず。最初は新旧会長の挨拶。会長は田部井淳子さんからNHKの国井雅比古さんに交代。

Treckking

国井さんは「私の趣味は酒と渓流釣り。山は番組撮影で甲斐駒ヶ岳を必死で登りました・・・」とご挨拶。

立派な会場で催されたパーティだったが、丸テーブルの上の大きなおにぎりが山屋(トレッカーの元は大体山屋)の集まりを象徴していた。

NPO活動というと、6月中旬には外国からの留学生を1日だけだけれど、ホームビジットで受け入れる予定。なんだかNPO活動の目白押しだ。ただし旗を振る立場ではなく、その他大勢の立場が多い。NPO活動でも、幹事や理事になって旗を振らないと気が済まないような人がいるようだが、旗を振るのはサラリーマン生活で充分、どちらかというと目立たぬように好きなお手伝いだけしたい、というつまみ食い指向だ。

NPO活動といっても、営利活動との境界域が見えにくい(むろん当事者ははっきりと線を引いているのだろうが)活動もある。ボランティアで講演をしていると思ったら、巧みに自分の会社の宣伝が入っている、という例もある。ある程度はご愛嬌なのだが、旗を振る人の営利活動が目立ちすぎると銅臭紛々である。

もっともNPO活動を支える人、たとえば信州でトレッキング・トレイルを整備する人たちは手弁当だそうだ。だったら都会から出かけるトレッカー達は地元経済に多少なりとも貢献することを考えるべきだろう。持ちつ持たれつで、お互いにWinWinというのは、NPO活動でも大事なことなのだ。つまみ食いをしても良いけど、タダ食いはダメ。味見をしたなら、なにか買って行きなさい。これは世の中をわたる最低のマナーである。

コメント
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