金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

宅急便のオーダー、確認はPC・携帯双方から

2013年05月27日 | デジタル・インターネット

宅急便と宅配便の違い、ご存知ですよね。念のために申し上げると「宅配便」というのは、小口貨物のトラック配送の一般名称で、ペリカン便やユーパック、そして宅急便などの総称です。宅急便はヤマト運輸が「商標登録」した宅配便の名称ですから、他の運送業者は使うことができません。

余談ですが「登録商標」というものは、何でも登録できるのですね。昨年末にある学会を立ち上げた時もその学会名を登録商標にしました。登録料は数十万円かかりますが、10年間他の団体はその名称を使えませんので、やがてブランド効果が出てくるかもしれません。

さて宅急便に話を戻すと、留守にしている時に不在連絡票が入っていることがあります。以前は帰宅してから、電話をかけて再配達をお願いすることが多かったのですが、少し前にメンバーズ登録して、PCに不在連絡が届き、そこから再配送時間を指定するように変更しました。

携帯電話(スマホ)メールアドレスを指定する方が使い勝手が良いのですが、当時非常に電池の持ちが悪いarrowsというスマホを使っていて、電源OFFにしていることが多かったので、PCを選択した次第です。

ただし最近スマホを買い換えて電池が長持ちするようになったので、PCにヤマト運輸から届いたメールをスマホに転送するように設定しました。設定は非常に簡単でOutlookの「仕分けルールと通知」という機能を使い、発信者(この場合クロネコヤマト)から個人名を宛先として届いたメールをスマホのメールアドレスに転送する、と設定するとリアルタイムに不在連絡が転送されます。

なお宅急便の集荷もPCから依頼することができます。クロネコヤマトさんのドライバーを見ていると、気の毒になるくらい一生懸命動き回っていることがあります。PCやスマホからの連絡で少しでも業務が楽になるのであれば、協力してあげたいですね。そしてそんな小さな心遣いが、燃料の削減につながれば良いなぁ、と思いエントリーしてみました。

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暴落の後の東京、市場は黒田発言をどう読むか?

2013年05月27日 | 投資

5月27日月曜日。朝、新聞を見ると週刊誌の広告で「株価、大暴落」「アベノミクスの終わり」などの文字が踊っている。ついこの前まで、株高をはやし立てていた同じ週刊誌が、である。あてにならない迎合型マスコミは横において、相場の方向はどうなるのだろうか?

メディアは昨日、黒田日銀総裁が一橋大学で行った講演の話を取り上げている。簡単にいうと景気が回復する過程で、3%程度まで金利が上昇しても、景気回復と物価上昇がついていけば、金融システムが不安定化する懸念は大きくない、ということだった。

おそらく市場参加者は先週の経験から、金利がある程度上昇するという実感は持ったのではないか?と私は思っている。問題は金利が上昇する前に景気が回復し、資金需要が活発化し、銀行が保有する国債で損失を被っても、それを吸収する収益源を確保することができるかどうかである。より正確にいうと現時点で市場参加者ができると判断するか否か?ということであろう。

銀行株の停滞・下落は日経平均の頭を重くする。午前8時過ぎの為替相場も101円-101円20銭台後半の狭いレンジで様子を探っている。中々興味深いところだ。

相場が反転するとすれば、buy in dipつまり押し目買いが入るかどうかだろう。先週の売りがファンダメンタルの転換でないと判断すれば、sell on rallies(買われ過ぎて株価が急上昇したので売り)であり、その反対のbuy in dipが起きて良いはずである。今日の株価の動きは日本株の投資家が日本株をどう見ているかの試金石である。

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