金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

NPO法人活動でZoomを使って見よう(4)~サインアップとサインイン

2021年04月26日 | デジタル・インターネット
 前回~Zoomに必要な環境と機材は、スマートフォンにアプリをインストールしてZoomの準備を始めることを書きました。今回はパソコンでZoomを使うところから説明していきます。
 パソコンの検索エンジンにZoomミーテイングと入力し検索すると写真の画面が出てきます。

初めてZoomを使う人はこの画面からアカウントを作っていきます。
「サインアップは無料です」の左横にメールアドレスを入力し次に確認のため生年月日を入力します。
「サインアップ」は「アカウントを作るために初期登録を行う」という意味です。また上部のバーにある「サインイン」はシステムやサービスに利用者を認識させ利用開始するという意味です。ベンダーによってはログインとかログオンと呼ぶこともありますが同じ意味です。
 またシステムやサービスを終了することを「サインアウト」と呼びます。
 実は私はあまりお勧めしませんがZoomアカウントを作らずにZoom会議に参加することは可能です。ただしZoomアプリを事前にダウンロードしておく必要があります。
 Zoom会議の案内はメールやメッセージなどでミーティングのURLが送られてくることが多いので、会議時刻になるとこのURLをクリックします。そうすると「このページでZoomを開きますか?」とか「このページで”zoom.us”を開くことを許可しますか?」と聞いてきますので許可をクリックするとZoomが立ち上がります。
 またホスト(会議主催者)からミーティングIDとパスワードが与えられた場合はアプリを開いて「ミーティングに参加」をクリックしてID、パスワードを入力していきます。
 なお「Zoomアカウントを作らないことをあまりお勧めしない」と言った一つの理由は、Zoomアカウントを作ると一人でZoom会議の練習ができるからです。具体的にはスピーカー・マイクといったオーディオ機器の接続具合や音量のチェック、背景(壁紙)のアレンジなどができるからです。
 ところでパソコンからZoomに接続する方法は「アプリをインストールしてアプリからZoomを使う方法」と「アプリをインストールせずにWebブラウザからZoomを使う方法」の2つの方法があります。
 私は個人でZoomを使う場合や今回の事例のようにNPO法人などの団体でZoomを使う場合は「アプリからZoomを使う」方が便利なので推奨しますが、企業によっては社員やスタッフに貸与するパソコンにアプリのインストールを制限している場合があります。Zoomはこのような場合に備えてWebブラウザからのアクセスルートを作っているのです。
 なお「アプリとブラウザって何がどう違うの?」と思われる方がいると思います。専門外の話ですが少し受け売り的な説明をしておきます。
 アプリ=Application softwareとはスマートフォンやパソコンで特定の作業をするソフトウエアで、初回利用時の通信量は大きいけれどリピート時の通信量が小さく、分かりやすく迅速な操作が可能という特徴があります。
 ブラウザ=BrowserとはWebサイトをパソコンやスマートフォンで閲覧するためのソフトウエアで様々なサービスの入り口になっています。一般に繰り返し利用するサービスについてはアプリをインストールして利用することが推奨されています。
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NPO法人活動でZoomを使って見よう(3)~Zoomに必要な環境と機材

2021年04月25日 | デジタル・インターネット
さあ、具体的にZoomの利用の準備を始めましょう。会議を主催するホストから招待メールを受けてパソコンからZoom会議に参加する場合、極端にいうとなんの準備も要りません。そのパソコンがマイク・スピーカー・カメラ機能を持ってインターネットに繋がっている必要はありますが。
 上記の条件を満たしているデバイスdeviceがあれば直ぐにZoom会議に参加することができます。デバイスって何だ?とお思いの方もいらっしゃると思いますがデバイスとは「情報端末」「周辺装置」という意味でシステム屋さんが良く使う言葉です。私自身はシステム屋ではありませんが、少しそれっぽく書いてしまいました。
 パソコンには大きく分けてノート型とデスクトップ型があります。前者はマイク・スピーカー・カメラをほぼ内蔵していますので、追加機材なしに利用できると思います。ただし個室環境以外でZoom会議に参加する場合スピーカーから周囲に音が漏れハウリング(鳴音)を起こすことがあるのでイヤホンかヘッドセットを使う必要があります。
 デスクトップ型の場合は、マイク・カメラを内蔵していないので外付けのマイク・カメラが必要です。またディスプレイにスピーカーが内蔵されていない場合は外付けスピーカーを接続する必要があります。
 スマートフォンの場合はマイク・カメラ・スピーカーを内蔵していますので、そのまま使うことができます。なお音漏れを防ぐためにイヤホンマイクがあると便利です。
 またスマートフォンで長い時間の会議を行う場合はスタンドがある方が良いでしょう。100円ショップで手頃なものがあるようです。
 以上のようなことから「Zoom会議に参加するだけならスマートフォンが一番便利」ということになります。「参加するだけなら」という意味は、ホストになりファシリテーター(司会者)になれば、画面共有やホワイトボードの利用でパソコンを使う必要がでるだろうという意味です。
 スマートフォンでZoomに参加する場合、専用アプリをあらかじめスマートフォンにインストールしておく必要があります。
 アンドロイド系スマートフォンの場合は「Playストア」でZoom Cloud Meetingをインストールします。なおPlayストアのマイクにZoomと話かけるとアプリのアイコンがでてきますから、「インストール」ボタンを押してインストールすると良いと思います。iPhoneの場合はApp StoreでZoom Cloud Meetingをインストールします。これで一番簡単なZoom会議参加準備は整いました。

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NPO法人活動でZoomを使って見よう(2)~シニアにとってZoomに慣れる意味

2021年04月25日 | デジタル・インターネット
 現役で働いている人や学生さんにとってZoomはかなり身近なものになっていますが、シニアの方にとってZoomはまだそれ程身近なものでないかもしれません。しかしシニアの方々は色々なボランティア活動の担い手として活躍されている場合が多いですからコロナ禍の中、オンライン会議も増えているでしょうからシニアの方もZoomに触れる機会が増えていると思います。なおこれまでZoomをオンライン会議ツールの代名詞として使ってきましたが、オンライン会議ツールにはMicrosoft Teams、Google Hangout Meetなど他にも幾つかツールがあります。それぞれ一長一短あると思いますが、ここではZoomをオンライン会議ツールの代名詞として使っていきますので、ご了解ください。
 実は私はチャンスのあるシニアの方は積極的にZoomの利用に取り組まれると良いと考えています。その理由は次のとおりです。
  • 第一に今後「遠隔診療」等医療分野でZoom等を使った医師と患者の診察が拡大していくと予想されることです。医師不足、総医療費削減課題の中で遠隔診療のニーズが高まる可能性が高いと思いますでのオンライン会議に慣れておくことは良いでしょう。
  • 大規模災害時にもオンライン会議を使う場面が増える可能性が高いと思います。その他弁護士とクライアントの間・会計士とクライアントの間等専門家とクライアントのミーティングも一部オンライン化される可能性があると私は考えています。
  • 遠く離れて住む家族や友人との対話に既にフェイスブックのMessngerやiPhoneのFaceTimeを使っている人も増えています。コロナ禍が一段落した後でもオンライン会合の比率は以前より高止まりすると思います。
以上のことをまとめて考えると、シニアにとってZoomを使うことでより便利で楽な暮らしを送る可能性が高まると私は考えています。
 もしこの予想が正しいとするならば、早くZoomに慣れることにこしたことはありません。
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NPO法人活動でZoomを使って見よう(1)~Zoom事始め

2021年04月25日 | デジタル・インターネット
 先日私が理事を務めているあるNPO法人のオンライン理事会がありました。コロナウイルス感染防止対策の一環で各理事が自宅からZoomを利用して2時間弱のオンライン理事会に参加しました。このNPO法人でZoomを使った理事会や事務局会議の開催は3度目ですので、Zoomへの接続や議事進行には皆さんかなり慣れてこられました。一方少数ながら会議がオンラインになってから参加されていない方もいらっしゃいます。
 複数の理事の方から私宛に「オンライン会議に参加していない人にZoomの接続方法、特にスマートフォンからの接続方法について教えてあげて欲しい」という依頼がありました。
 偶々理事の中で私が一番若手で多少なりとも情報通信技術に知見がありそうだということで白羽の矢が立ったのだと思います。
 確かに私は昨年までビジネスの第一線でZoom会議に参加していましたし、ボランティア活動で海外の人とZoom会議を行ったり、アメリカで暮らす娘とZoomで話をしています。そういう意味ではアクティブなユーザなのですが、自分なりに使えるということと「人に使い方を教える」ということの間にはかなりギャップがあります。どうしてギャップがあるか?というと例えばZoomはWindows PCだけでなくiPadやiPhoneでも使えるのですが、私はWindowsとAndroidスマートフォンでしか使ったことがありません。ですからiPhoneでZoomをどうつかうの?と聞かれるお手上げです。つまり私はプロとしてZoomの使い方を教えるような立場にはないのです。
 ただしZoomの使い方について大雑把な勉強方法をお示しすることはできると思います。実のところZoomのように進歩の速度が速いアプリケーションの場合、ベンダーのホームページや信頼できるインターネットの情報を読みながら「自分で操作してみる」のが一番早いと思います。
 このブログで数回に分けてZoomの使い方を述べますが、これは一人のユーザのある時点における意見に過ぎないことをまずご理解くださいね。
 さて数度に分けて書く予定の話をマインドマップで整理してみました。
 Zoomユーザとして目指すべきゴールは3つあると私は考えています。
 第一は「ゲストとしてホストから呼ばれた会議に参加する」というレベルです。このレベルは必要な通信環境と機材があれば比較的簡単だと思います。
 第二のレベルは「ホストとして会議を運営する」レベルです。このレベルになるとZoomの使い方だけではなく、オンライン会議の議事を円滑に進めるファシリテーション技術が必要になってくると思います。
 第三のレベルは「オンラインセミナーで講師を務める」レベルです。
 実は私はこれまで第一、第二のレベルは経験したことがあるのですが、第三のレベルは未経験で来月下旬に某学会のセミナーで2時間程度話をすることになっていますがそれが初めての経験になるのです。
 パソコンの画面に向かって2時間話をするというのは余り経験がないので、予行演習が必要だと考えています。
 このブログは自分のこれからの学習の筋道を書いているという面もあるのです。

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この相場は「より広範はベンチマーク投資」が手堅い?

2021年04月24日 | 投資
 この1週間米国株は大きなスイングを繰り返した。
週の前半はバイデン大統領が法人税を21%から28%に引き上げる増税案を発表したことで株は大きく売られ、また木曜日には株式の売却益への税率を2倍に高めるなどの報道が流れたためまた売り込まれた。
 しかし金曜日に発表されたサービス指数など経済指標が好調だったため株価は反発し、先週の負け幅を縮めることができた。
 負け幅はS&P500が0.1%、ナスダックが0.3%、ダウは0.5%だった。
 荒れる相場では「より広範なベンチマークに乗っているのが良い」と私は考え、最近はS&P500のウエイトを高めているが、おかげで火傷が少ない状態である(頻繁に売り買いしている訳ではないので単に含み益が増減しているだけなのだが)。
 なぜ相場の振幅が大きくなるのか?それは「高値恐怖感」と「儲かるチャンスを見逃す恐怖感」がぶつかりあうからだ。
 相場が底に近かった1年前はリモートワークに強いIT銘柄やIT銘柄が多いナスダックに張ることで相場全体を上回るリターンをあげることができたが、相場が高値圏で推移しているこの状況で相場を出し抜くのは難しい。
 米国株式全体ではもう少し高値を追うと考えているがセクター投資で相場を出し抜くのは難しい局面なのでベンチマークのウエイトを高める方が良いと判断している次第だ。
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