ミミズ御殿から湧き出してくるコバエを退治するのに、いちばん有効なのは電撃殺虫器だというのが、今のところの結論。とにかくよく獲れます。
明るい日中は効果がないのが問題ですが、今日のように曇りや雨の時は、昼間でも効き目十分。
手持ちの殺虫器はこんなの。虫集めの蛍光灯の消費電力は4Wとごく少ない。殺虫用の電撃のためにはどれくらい電力を使うのでしょう? さほどではないはず。ともあれ、ソーラーパネルで作った電気でまかなっています。
で、退治したコバエは、死骸を集めてミミズの餌に。うまく循環しています。
しかし、いつまで湧き続けるつもりだろう。自治体の情報などを見ると、9月初旬ぐらいまでか? 秋が待ち遠しい。そして、来年は湧かない手段を講じるつもり。
夕食後の演芸タイム。
今日は図書館の視聴覚ライブラリーから、都家歌六(うたろく)師匠が蒐集したSPレコードの音源を借りてきて、明治の名人たちの声を聴きました。初代・三遊亭円遊(ステテコの円遊)「菅原息子」、快楽亭ブラック「蕎麦屋の笑」、3代目・桂文団治「倹約の極意」など。
いずれも3~4分の口演で、芸を堪能するというところまではいきません。明治の寄席芸人のショーケースといったところ。円遊さんのテンションの高さ、リズム感の良さなど、人気の要因を推察する糧にはなりました。
いちばん感心したのは立花家橘之助という女流義太夫師の「文句入り都々逸」。三味線といい、唄といい、大変なもの。解説によれば数え年8つで真打の看板を上げたとあります。小さな娘さんがうなる義太夫節、見てみたかった、聴いてみたかった。