惑星ダルの日常(goo版)

(森下一仁の近況です。タイトルをはじめ、ほとんどの写真は交差法で立体視できます)

女道楽

2015-06-24 20:59:10 | 演芸

 なでしこジャパン、女子W杯決勝トーナメント1回戦でオランダに勝利!
 有吉選手、阪口選手の2人が得点しましたが、どちらも素晴らしい点の取り方。有吉選手は、大儀見選手のヘディングシュートがゴールバーに当たって跳ね返ったところを、地を這う鋭いシュート。阪口選手の場合は、大儀見、岩淵どちらが蹴り込んでもおかしくないところだったのに、うまく敵の目をあざむく形で後ろからシュート。チームワークによる得点だったといっていいでしょうね。
 次のオーストラリア戦も頑張れ! 応援するぞ。

 夕食後の演芸タイムは、まず、千家松人形(ちかまつにんぎょう)・お鯉の「音曲吹き寄せ」。
 「最後の女道楽」と呼ばれたお2人なんだそうです。「女道楽」なんていうと、よからぬことを想像したりしますが、寄席で歌ったり踊ったり喋ったりして、達者な芸を披露した女性たちをこう呼んだそうです。
 いや、確かに、三味線といい、唄といい、陽気な掛け合いといい、パーッと気分が晴れやかになる見事な芸です。

 今夜は続いてもう1本。三遊亭歌笑「音楽花電車」。
 爆笑王として、戦後間もない時期に絶大な人気を誇った歌笑さんですが、このスタジオ録音盤を聴いていると、意外とシャイなところがあったんじゃないかなと感じます。「純情詩集」なども、照れくささを押し隠しつつ、無理矢理、声を張り上げていたようなところがありますものねぇ。歳を重ねてもそのまま突っ走ったのか。それとも、路線に変化が出ることになったのか。気になるところですが、34歳にして交通事故で亡くなってしまいました。残念無念。