午後、駅前のauショップに出かけて、故障修理の終わったガラケーを受け取る。
音声通話の際、こちらの声が相手にほとんど伝わっていないようなので修理に持ち込んでいました。マイクの故障だったとかで、当該部品を交換。
当初は17000円ぐらいかかると言われたのですが、故障した後でも入れる保険があるとかで、私のガラケーはそれが可能な機種だったらしい(使って6年ぐらい)。
で、それに加入させてもらって改めて修理に出すかたちにしたことによって、どうやらタダで修理できたらしい。不思議な制度です(ありがたかったけれど)。
月額料金400円の保険は、今後、いつでもやめることができるようですが、どうしたものやら。まだ今の機種を長く使いたいのでそのままにしとくかなぁ。
夕食後の演芸タイムは広沢虎造「石松三十石船」。
浪曲です。子どもの頃、NHKラジオで月に1回だったか「浪曲の時間」があり、たまに聴いてました。三味線の音がヒラヒラと舞うように響くのが気持ち良かったのですが、語りと唸りでストーリーが進行する形式がまだるっこしく、どちらかといえば苦手でした。
でも、今日聴いて、そのカッコ良さにひっくり返るほどしびれました。さすが一世を風靡しただけのことはある。
「江戸っ子だってねぇ」
「神田の生まれョ」
「飲みねえ、飲みねえ。寿司、食いねえ」
これの繰り返しが効いてて、可笑しいこと。船の上での他愛ないやりとりをここまで面白く練り上げるとは。恐れ入りました。
三十石船は大阪から京都へ上る船。そこで食べた寿司は、石松が大阪で買った押し寿司。
ご飯を押すことで、旨みがぐんと増す、押し寿司。これもいいですねえ。