金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

Iron out (イディオム・シリーズ)

2008年07月05日 | 英語

Ironは鉄である。アイロンと発音するとワイシャツなどをプレスするアイロンを思い出すが、英語の発音に忠実にアイアンと発音するとゴルフクラブのアイアンを思い出す。さてIron outには「アイロンをかけてプレスする」という意味と「ものごとを解決する」という二つの意味がある。

ニューヨーク・タイムズにHe has not ironed out technical details.という文章があった。「彼は技術的な細部の問題を解決していない」という意味だ。何の細部かというと飛行船の細部である。原油価格が高騰したことや、二酸化炭素の排出規制が問題になっていることから省エネで環境に優しい飛行船が見直されている。

ただし飛行速度や輸送量あるいは悪天候時の飛行の問題から飛行船には大きな問題がある。商業的な利用にはハードルは高いだろうが、その利用方法をあれこれと考えることは面白そうだ。

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自転車で文学史跡巡り

2008年07月05日 | まち歩き

7月5日土曜日天気予報が外れて晴れて暑い日。ワイフと自転車で三鷹へ出かける。なぜ三鷹かというと、たまたま古い雑誌で三鷹にある山本有三記念館のことを見たので、行ってみたくなった次第だ。それに隣町の三鷹であればサイクリングで汗をかくのにちょうど良い距離だ。10時に自宅を出発して、山本有三記念館http://mitaka.jpn.org/yuzo/には10時40分に到着。広々とした敷地に落ち着きのある洋館が建っていた。

Yamamoto1

山本有三というと子供の頃、夏休みの夜学校の校庭で野外映画会があり「路傍の石」を観たことがあった。夜の校庭で映画会ができたということは、辺りが真っ暗だったということだ。昔話になるけれど、子供の頃の夏の楽しみは「カブトムシ・クワガタ採り」「町内からバスで出かける湖水浴」「夜の映画会」などだった。海水浴でなく湖水浴というのは私の田舎からは海は遠いので、琵琶湖に出かけていたのである。

山本有三は小学校の教科書の監修もしていた。これについてはワイフの方が記憶が良くて記念館の中の黄色い表紙の教科書を見て「あれ、あれ、あれを使っていたの」と驚いていた。

Textbook

それにしても山本有三の家は立派だ。文士といえば貧乏と隣合わせなどと思い込んでいてはいけない。山本有三は貴族院に勅撰されているように政治とのかかわりもかなりあったのだ。

Yamamoto2

記念館を南側の小公園から見たところだが立派である。

山本有三記念館を三鷹駅の方に少し戻ったところに太宰治が入水した場所がある。そこには玉鹿石(太宰の故郷・青森県特産の石)でできた小さな記念碑があるということだが見落としてしまった。暑くて注意散漫だったのかもしれない。

三鷹駅から少し南に下ったところに「太宰治文学サロン」http://www.news.janjan.jp/culture/0803/0803041947/1.phpという無料の小さな記念館?があった。高校生の頃に太宰を何冊か読んだことがあるが、強いインパクトは受けなかった。私とは波長が違ったのだろう。

昼時になったので、インターネットで調べておいたフレンチレストラン・クレオファスhttp://members2.jcom.home.ne.jp/jakeandelwood1/aboutcleophus.htmに行った。店は三鷹駅から徒歩で2分程南に下ったところ、東急ストアの向かい側にある。シェフのお勧め「鯛のバジル焼き」を食べる。サラダ・コーヒーにパンまたはライスがついて1,000円。少し塩味が強かったがまあ合格ラインだ。

食後は又自転車を漕いで田無の自宅へ。梅雨があけたかと思うような強い日差しが照りつけていた。最後は汗だくになり、文学史跡巡りというよりはハードな耐久レースの半日となった。

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