今日(11月17日)はボジョレー・ヌーボーの解禁日だ。朝家を出る時から「今日はボジョレーを1本買って早く帰るから食事は”洋風”にしておいてね」とワイフに言っていた。
マスコミによるとイオンは1本500円(750ml)のボジョレーを販売するというから、http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111116/rls11111621200001-n1.htm
田無駅で下車した後、イオン系のマックスバリューの寄ってみた。
ところが750ml500円のワインはどこにもなかった。500円で売られているのは350mlハーフボトルのものだけだった。これって一種のおとり広告?あるいは少し難しくいうと「羊頭狗肉」かしら?
フルボトル(750ml)のワインは安くても980円だ。これは松竹梅の松なので、少し奮発して1,280円で竹クラスのロゼを買って帰った。
ところでどうしてボジョレー・ヌーボーはかくも安くなったのだろうか?自分が30年程前に西武百貨店と仕事上の関わりがあったことを思い出すと当時ボジョレーは1本4千円はしたはずだ。
だが今はその1/3程度でそこそこのボジョレーを飲むことができる(実質貨幣価値で較べると持っと安いだろう)。その理由は次のどれだろうか?
① ボジョレー・ヌーボーの知名度が上がり、量産されるようになり単価が下がり、日本の小売店販売価格の下落に繋がった。
②円高・ユーロ安の結果、ボジョレーの円ベースの価格が下がっている。
③ボジョレーは騒ぐほどの味でないことが日本の消費者の中でも認識され、人気が後退し価格ダウンにつながった。
それは読者諸氏のご判断に委ねるとして、今夜のわが家の洋食は久しぶりに「洋食系」小皿料理だった。ロゼをチビチビ飲んでいる内にすっかり良い気持ちになってしまった。