最近日経新聞の付属雑誌で埼玉県深谷市が紹介されていたので、今日(11月23日)ワイフと車で出かけた。前日までの天気予報は外れて朝から良い天気だった。高速道路は空いていて1時間半ほどで最初の目的地「渋沢栄一の生家・中の家(なかんち)」に到着。
門の中には渋沢栄一の銅像が池に向かって立っている。
生家のある場所の地名は「血洗島」という。曰く因縁のありそうな地名だが、生家内の説明書によると定説はないが、一説では「日光の神と赤城の神が戦って腕を切られた赤城の神がここで血を洗った」という。5分ほど車を走らせて「日本煉瓦資料館」に行ってみた。
ただしここは毎週金曜日の「午前10時から午後3時までのみ一般公開」で門が閉まっていた。
また車を10分程走らせて深谷駅東口に到着。
深谷のレンガが東京駅に使われたことから、1996年に東京駅をモチーフに作られたのがこの深谷駅だ。
駅に車を止めて近くの滝沢酒造に歩いていった。
売り場には昔の雰囲気が残っている。若い女性の方が丁寧に応対してくれたので生吟醸を1本買った。なお新酒は今仕込み中とのことだ。
駅に戻って深谷の郷土料理「煮ぼうとう」を食べに行く。車で向かった先は花園インターに近い「国良」という煮ぼうとうの専門店だ。
煮ぼうとうを注文して待つこと約20分。鉄鍋一杯二人分のほうとうが到着した。煮ほうとうは幅広の麺を生麺の状態から煮込んでいくので時間がかかるのだ。具材はネギ、人参、じゃがいも、きのこなど野菜系ですっきりしていた。一人前900円である。
国良を出てから道の駅「はなぞの」によって果物、野菜などを買う。道の駅は今人気が高くここでも駐車スペースを見つけるのに苦労する位だった。道の駅には地産の野菜や手作りのパン、お菓子が並ぶので食の安全に気を遣う人の間で人気が高いのだろう。
ここから関越自動車道花園ICまでは2,3分だった。深谷は晩秋のドライブに手頃なコースだった。