今朝ネパール行きの荷物の羽田空港向け集荷をクロネコヤマトにインターネットから予約しようと思ったが、入力で少し手こずった。
それは登場便名を「全角」入力する箇所だ。指定されたとおり登場便名TG661を全角入力したが、「全角入力しなさい」というエラーメッセージがでる。やめて電話予約に変えようかな?と思ったが、ネット予約には配送伝票を印字作成してくれる便利な機能があるので、続けることにしてヘルプデスクを呼び出して相談した。
その結果はエアラインの略号TGで一旦変換キーを押し、全角入力を確認。そしてフライト番号で再び変換キーを押すというものだった。私のように略号とフライト番号をまとめて全角入力するとエラーになるようだった。
だがこの入力方法は相当イレギュラーではないだろうか?インターネットの入力画面を設計した人は実際にデータエントリーをして使い勝手を検証したのだろうか?と言いたいところだ。
一般にシステムの安全性やデータ処理の効率を高めるためには、入力制御を厳しくする。例えば自分でエクセルでデータを作るときは、入力制御が緩いので半角であれ全角であれ何でも入力できる。だがアクセスを使うと入力制御が厳しくなり、半角でないとダメとか、西暦スタイルでないとダメといった制御がかかる。これはデータ処理の後工程を考えた制御といえるが、入力を煩わしくしていることは確かだ。
ところで宅配便で出発便の便名入力にそこまで制御をかける必要があるのか?という疑問が起こる。つまり入力された便名はその後どう使われるのか?ということだ。素人考えでは余り使われないのではないかと推測する。ならばそこまで入力制御をする必要があるのだろうか?
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インターネットの普及で、BtoCの世界が広がってきた。だが一般的にいうと日本製のシステムは米国発のシステムに比べるとどうも使い勝手が悪い。グーグル、フェイスブック、エバーノート、アマゾンなど私も幾つか米国発のシステムを使っているが、その特徴は素人でも使い易いということだ。
入力が面倒だ、という点ではドコモなども第一級だ。これは恐らくシステム設計者が「安全」(顧客の安全性もあるが、万一不具合が発生した場合の自分の「安全」性)を最重視し、使い勝手を等閑視していることにあるのではないのだろうか?
その一例が不必要ではないか?と思われる入力制御である。
クロネコヤマトの会社の中にもデータエントリーに不慣れな人もいるはずだ。まず素人社員でテストして「顧客が使い易い」そして「積極的に活用する気になる」プラットフォームを作ることが大事だろう。それが業務の改善とコスト削減の王道なのである。