海の日の三連休は雨である。今年の東京は空梅雨かと思っていたが、最後になってまとまった雨が降りそうだ。これでは山にも郊外に出かけることもかなわず、書斎の中でオリンパスＥ５１０の使い方など研究していた。
ふと窓の外に目をやるとすずめが電線にとまっている。そこで手ぶれ防止がどれ程効果があるか試してみることにした。カメラに50-200mm 1:2.8-3.5の望遠ズームとエクステンションチューブを着ける。これで最大倍率は３５ｍｍカメラ換算５４０ｍｍになる。シャッター速度は1/1000秒、ISO1600で撮影したのが下の写真だ。
トリミングして少し引き伸ばしたが、ぶれは目立たないと思う。ちなみに画像のところどころにある白い短い線はごみや汚れではなく雨である。Ｅ５１０の手ぶれ防止中々使えると思うがどうだろうか？
それにしてもすずめはこの位の雨なら濡れても平気なのだろう。暫く電線の上に留っていた。
「水打てや 蝉もすずめもぬるるほど」（榎本其角）
すずめは元々濡れるのが好きなのだろうか？
