金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
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鳴虫山は泣いていた

2010年05月30日 | 

鳴虫山(なきむしやま)1,104mは東照宮の南側にそびえる山だ。日光駅から歩いて登ることができるのでハイキングコースとして人気の高い山だ。鳴虫山のいわれはこの山に雲がかかると雨になることから「泣き虫山」と呼ばれていたものが、転じて鳴虫山となったということだ。

5月30日日曜日某ロータリークラブ・トレッキング同好会と鳴虫山に登った。新宿を7時30分に出発する東武日光行きの日光1号はそれほど混んでいなかった。9時29分に日光に到着。9時50分出発。鳴虫山は雲の中でありいつ雨が降ってもおかしく天気だ。それでも神ノ主山(こうのすやま)842mまでは泣きそうになりながらこらえていた。

700

神ノ主山を越えて鳴虫山の頂上に向かう途中に写真のようにブナなどの根が錯綜する急斜面が出てくる。

頂上到着は12時20分。コースタイムより30分程遅い。この同好会の人達の歩くペースはそれ程遅くないのだが、雨模様で道が滑るのと、20名を越す大部隊なので、険路での渋滞のためコースタイムより時間がかかる。

鳴虫山はツツジで有名だが、既に大半の花は盛りを過ぎていた。ただ頂上から少し降ったところにはきれいなツツジが残っていた。

Tutuji

この辺りから雨が本格的に降ってくる。憾満が淵に降る道はところどころトラロープが張ってある急斜面がある。特に今日のように雨でぬかるむと滑りやすい。降りもコースタイムより時間がかかり憾満が淵に下山したのは14時50分。

ここから20分ほど歩いて「やしおの湯」という日帰り温泉で汗を流し雨で冷えた体を温めた。日光駅まではタクシー(駅から車を呼んで2800円程度)で戻り、4時37分の日光8号で新宿へ戻った。

鳴虫山は関東地方の日帰りハイキングの本には良く登場する山である。天気が良いと日光市内や男体山などの眺望を楽しむことができる。しかし今日のような雨の日は眺望もなく、滑りやすい泥の坂が続くちょっと手強い山に変身するのである。

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