3月20日春分の日。曇っているが温かい日だ。暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものである。陽気が良いので、黒目川下流を自転車で走ってみることにした。黒目川というのは、私の自宅からさほど遠くない小平霊園内の「さいかち窪」に源を発する川で、戸田の手前で新河岸川に合流する延長17kmほどの川(それでも一級河川!)だ。
はたして黒目川の堤防を走って荒川まで行けるかどうか(障害物などで)不明だが、ちょっとした探検気分で午前9時に自宅を出発。12分程走ってまず落合川上流の氷川神社へお詣り。

落合川は黒目川の支流でまず落合川を下って黒目川に入ることにする。

豊富な湧水を水源に持つ落合川は清流だ。川沿いの道には色とりどりの花が咲いていた。赤い花はボケの花だろうか?

落合川には魚(大きな鯉が放流されている)や野鳥が多い。

9時21分西武池袋線のガード下をくぐった。9時27分黒目川と合流。

9時38分関越自動車道の下をくぐった。9時48分川越街道をくぐる。ここはまともな歩道・自転車道が切れていてやや無理やり橋の下をくぐったという感じ。

黒目川沿いの道は右岸左岸両方共走ることができるところが多いが、この付近は左岸しか走れない。

10時自宅を出て1時間走った。東武東上線をくぐった。両岸の桜が咲き始めている。

黒目川も下流になってくると、流入する汚水で汚れてくるようだ。川幅がかなり広くなったと思うと新河岸川と合流した(新河岸川が本流)。もう荒川は近い。

10時20分朝霞水門到着。ここが荒川と新河岸川の合流点だ。自宅から17km走った。


帰路もほぼ同じルートを走る。
落合川まで戻ってくると河原の芝生の上で水槽に入った魚を見せているオジサンがいた。

落合川や黒目川で取れるハヤやアブラハヤだそうだ。豊かな自然が近くにあることは楽しいことだ。この自然を守りたいものだ。11時58分帰宅。黒目川沿いの道はサイクリングロードとしては、走りにくいところがあるが、自然散策の道としては中々良いところだった。今回は寄らなかったが名刹・平林寺も遠くないところにある。さあ、次は黒目川の上流を散策してみようか?